レバーブレーキ付ではないリールの

やり取り・操作について

質問をいただきました

 

ありがとうございます

 

下記の写真をご覧ください

リールのリアについている

逆回転のON・OFFのノブを

OFFにして逆回転させてラインを送り込むのです

 

このときのブレーキは

写真のように手のひらや指の腹の部分をあてて

ラインの出をコントロールします

 

このときは竿尻は腰か腹にあててやり取りすることになります

マダイ、ヒラマサ釣りや大物のときは

このスタイルになることが多いです

このとき

上記の写真のように

手の甲や指先から入ると

大怪我になりますから注意が必要です

 

そして私が多くやっているのは

竿を握っている手の指を使って

ベールローターそのものに

指を当ててラインの放出をコントロールしています

こうすることで

よりアグレッシブルなロッド操作が実現できるのです

私もレバーブレーキ付リールをまったく使用していなかったか

というとそうではないんです

 

ダイワが初めてレバーブレーキ付を発売したものを

当時中学生だったかなー

すぐに購入して使い始めました

そして次に発表した赤いボディーの2代目も購入しています

 

当時のものは回転テーブルに

先にコルクのようなものが付いたレバーを

直接あてて

摩擦でブレーキをかけるというものでした

 

現在ではレバーもずいぶん進化して

ON・OFF機能までつき

ブレーキを握ったまま

ラインを巻くことだってできます

 

実は

これらの充実した最新機能になったものも

少し試しては見たんですが

 

結局、私は現在のスタイルで通しています

 

私的にはレバーにかける人差し指1本で

微妙なラインの放出量をコントロールできなかったのです

どうしても自分のイメージよりも

結果、多くのラインを出しすぎて

バラシの原因を作ってしまったこともしばしばでした

 

そのことが原因で

一時、大スランプに陥ったこともあったんです

 

だから今のスタイルに戻したんです

 

このスタイルは

師匠の竹下名人(竹下ウキの製作者)や

関西の峯名人(峯ウキの製作者)もそうであり

このお二人の影響を受けたということもあります

 

だからといってG1のメンバーたちがこのスタイルを継承しているわけでもなく

私よりも若い方でこのスタイルでやり取りしている釣り人は

ほとんど見たことがありません

 

また、このスタイルを他人に押し付ける思いもありません

 

そして、私がリョービのメタロイヤルにこだわっている理由は

このスタイルのやり取りに

まずまず対応していたリールだったからです

 

ON・OFFのノブ位置と形状、操作時の抵抗

リールの回転具合

もちろんリールそのものの性能も良かったですねー

 

最新のリールは

性能が良くなりすぎて

回転が軽すぎるんです

OFFにしているときに

ちょっとした力でもハンドルがクルクル回ってしまうほどの

滑らかさです

例えばちょっとした風でも反応します

・・・・これがねー・・・トラブルを引き起こすんです

 

それでも

リョービは杯盤になってかなり経ちますし

もうメーカー自体がないんです

最近ラインローラーがへたって

ラインが挟まり大トラブルに・・・・

 

さすがに

最新機種(レバーブレーキ付ではありません)を購入したんですが

ON・OFFの位置が違うし

ノブの形状も違う

今、なれるのに苦戦中です

完璧に使いこなすには

もう少し時間がかかりそうです

 

私のスタイルにピッタシのリールは

なかなか見つからないものです