質問：「竿を低く寝かす」・・・防波堤ではどうなのか

2013年11月16日

ヒラマサの取り込みに関連して

「竿を低く寝かす」とありますが

防波堤や足場の高いところではどうですか

 

という質問をいただきました

ありがとうございます

 

順番が前後しますが

関連がありますので

この質問から先に回答させてもらいます

 

どっちかといえば

わたしの考えとしては

足場自体が高くても

少しでも低く横に寝かせて

角度をつけた方が

正面に構えるよりもよいと考えています

 

そして防波堤の場合は

その大部分の構造上

 

水深が比較的あり

土台は捨て石などで組まれていますから

どの距離でヒットさせたかということで

そのやりとりのイメージも変わってくるものです

 

遠投である程度の距離があれば

やはり低く構えて

魚の大きさを認識しながら

この捨て石の駆け上がりに

ラインが触れないようなやりとりが求められます

 

いっきにこの捨て石よりも手前に浮かすことができれば

あとは足元で十分に弱らせて取り込むのです

 

捨て石よりも手前でヒットした場合は

ラインを極力出さずに

この捨て石までのところで勝負しなくてはなりません

 

ある程度は竿を立てて

時には強引にリールを巻き込んで

逆転する場合は

足元の水深を考えて

その距離を測るように最小限度のラインを送りながら

徐々に時間をかけて弱らすとよいでしょう

 

磯でもそうですが

いっきに手前に寄せてきた場合は

まだまだ余力を残していますから

一回浮かせて空気を吸わした時点で

「ようやく半分」という想定をしておくことが大切です

次の強烈なしめ込みに備えるわけです

 

そして3回程度

同じようなしめ込みが来るものだと

想定しておけば

こちらも余裕が出てくるものです

 

いずれにしても

やりとりは

自分の身体でたくさん経験して

体得するほかないのですねー

 

アワセの段階で一瞬にしてやられるような

バラシでは次につながっていきませんから

ある程度の太仕掛けで挑み

いろいろなパターンを試してみながら

自分のスタイルを築きあげていってください

 

生涯学び続けるものがあるということは

素晴らしいことですねー