初釣りは隠岐島前・高崎鼻へ
2021年01月23日
ようやくようやく
今年はじめての釣行報告が出来ます
先週の平日でしたが
寒波が緩んで日本海も久しぶりに穏になりました
年末は休日出勤もありましたんで
なんとか21日木曜日に休暇をいただいて
隠岐島前へ向かいました
今回お世話になったのは
ダイキンの松尾丸
お久しぶりでーすと
翔平船長にあいさつして荷物を積み込みます
みなさんも待ちかねていたんですねー
久しぶりの好天に20人以上の釣人が
早くからスタンバイして出船を待ちます
午前5時前には七類を出発
エンジン音がスローになって外を見渡すと
ライトに照らされた磯は
「冠島?」
よく見慣れた光景ではありますが
今日は「ダイキン」だよねー
この日は前日からの北ウネリはおさまっていましたが
西よりの風がやや強く吹く予報
「三度エリア」まともに向かい風になると言うことで
翔平船長が機転をきかせて東国賀に船を回したのです
「冠島」「済の鼻」「一本松」「星神島」」「西瀬崎」「別府立岩」「水尻」」「そなしのハナレ」「フジヤ瀬」「高崎鼻」
「小島さんたちは高崎鼻に上がってもらいますよー」
船長に促されるままに最後に渡礁
やー久しぶりの高崎鼻です
何年ぶりだろう
この時期に上がれるなんてねー
ほんとにラッキーです
どこの渡船を使っても
ここ高崎鼻周辺は
渡船基地から最も距離が遠いエリアになりますから
安定した天気の時でないと来られない場所です
(穏やかそうに見えますけども徐々に西よりの風が強くなってきました)
メンバーのヤママサくんは
早々に仕掛けをセットして釣り始めます
するとすぐに30cm弱のグレをヒット
かなりの間餌が入っていないし
寒波が続きましたから心配していましたけども
この活性なら期待が持てます
わたしは午後勝負と想定していましたので
まだリールもセットしていません
アタリが出るタナや
餌取りの状況などを聞きながら
仕掛けのセット完了
一応釣りはじめは
同行者とハリスの号数などは同じにして攻めていきますね
がま磯 マスターモデル尾長2M
道糸ーハリス 2、5号
竹下ウキ
針がまかつ 寒グレなど6~7号
ハリス3ヒロにガン玉B、B、G5を打って
これが馴染んで潜り込む潮をとらえれば
じわっと沈んでいく感じにセット
ちょっと重たいような気もしますけども
最初は近距離から攻めていく関係上
サラシに負けないようにある程度強く張ることを想定して
このバランスでスタートです
マキエは
オキアミ生6キロ+地アミ2キロ
にマルキューグレパワーV9徳用1袋
別のバッカンにボイル6キロ+地アミ2キロ
この二つのバッカンを並べて使い分けます
ここで注意したいのは
最初っからマキエをウキの頭や
ポイントに直に打たないことです
流れの状況や本命魚の棚がつかめていないうちから
マキエを拡散しすぎると
最終的にヒットポイントを絞りにくくなってしまいますから
この次期は特に最初は慎重な入りがキモなのです
わたしが心がけているのは
海面に直接打たずに
磯の上にマキエを打って波の上げ下げで吸い込ませるようにしています
自分が立っている足元を起点に
ポイントを作り上げていくイメージです
凪ぎと言っても結構なサラシが沖に伸びていきますから
足元でしかもサラシを外して打っていても
自然と沖に運ばれていくものです
足元からサラシの切れ目までに仕掛けを馴染ませると
すぐにアタリが出ました
30cm弱サイズのグレが元気よく食いつきます
口太も尾長もいますねー
隣のヤママサくんは足元から中間距離を攻めていますが
ちょっと沖に仕掛けが出ると
「ウマズラ」ですー
ウマズラは中層から上層で元気です
寒グレ釣りの難しいところは
上層から中層に元気な餌取りがいますが
この層にグレが食い上がってこないことが多いですねー
本命グレはさらに下層でじーっとエサを待っているのです
この層にサシエサを滑り込ますことが
良型グレの攻略のカギになります
さあー
近距離はよくて35cmですかねー
狙いは40cmアップ
状況をみながら
どう展開していくのか
ここがおいもしろいところですねー
サイズアップを狙って
まずは仕掛け、マキエはそのままに
ちょっと遠投してみます
この日はですねー
潮の流れがほとんどなく
若干、沖に向かって右から左方向に
時々動く程度
欲を言えば
左から右へ流れる本命潮がほしかったですがねー
サラシの押しと
左(西方向)からの風の押しと
これらがぶつかり合うところに
わずかに潜り込む流れが発生しますから
これを利用しますね
仕掛けが馴染んで
竿1本から遊動の約1ヒロを出し入れしながら
竹下ウキがわずかな潜り潮をとらえます
いいところへ入っていったぞ
アタリは風で張らせているラインのわずかな動きでとらえます
ヒュー、ヒュー、ヒュヒューン
キター
おおーやっぱり
ズバリ的中です
これまでにない重量感
スムースに曲がる竿の感覚
本命のアタリを確信して
太仕掛けにものを言わせて強引に
それでも足元に突っ込まれて
おっとっとー
磯は久しぶりですからねー
足場に注意しながら慎重に
取り込んだのは
本日最大となった48cmの口太グレでした
長さの割りには少し痩せぎみですかねー
それでも嬉しいG1的1尾には間違いありません
やりましたねー
同じパターンで46cmの口太を追加しましたが
なかなか連チャンしませんねー
ウマズラも邪魔をしてきます
そういうときは
また足元狙いに切り替えたりして
仕掛けはあっちゃこっちゃと忙しいですが
それでもガンと守っていることは
マキエは磯の上に1点のみ
足元では35cm止まりですかねー
サイズアップしませんねー
そこで遠投時にいつもわたしがイメージしている釣り
「ビシッ、ガチッ、フワー」釣法に切り替えます
ハリスの長さを4ヒロでガン玉なし
竹下ウキは14cm32Πの00
いつもはウキ止めなしでやることが多いんですが
今回はそのまま1ヒロ程度のところにウキ止めあり
サシエサは
ボイル、スーパーハード、V9、生をローテーション
流し込むイメージは
先程とほぼ同じですけども
風の強さやサラシの伸び方などで
若干、空中に出すラインの量を調整して
張りの強弱をつけるのがコツですかねー
微妙なアタリをラインの変化でとらえますので
ちょっと馴れが必要です
するとー
ヒュ、ヒュ、ヒューンンンンン
合わせを入れると重たい
またまた変更直後にズバリ的中
これほど気持ちのいいことはないですねー
自画自賛
最後までいい突っ込みをみせて上がってきたのは
42cmの尾長グレ
やー尾長はきれいでかっこいいですねー
これこれー
このパターンで尾長らしきアタリを連発しますが
3回が針外れのバラシ
この3回はいずれも40アップ級でしたがねー
残念
41cm、38cm、35cmと
尾長グレを追加しました
こういう状況で活性がよかったのは10時頃まででしたかねー
午後には徐々にウマズラが多くなって
グレの食いも落ちてきました
潮の動くのを期待しましたが
この日は最後まではっきりした流れがなく
いよいよ午後からはさっぱり
棚を入れても入れてもサシエサが残るようになり
期待外れに終わってしまいました
わずかな時合いだったということですねー
やっぱり釣りは固定観念はいけませんねー
バッチリ準備して行って
早朝から午前中をもっと集中してやらんといけんだったということです
それでも久しぶりの磯
久しぶりの釣果
久しぶりの良型グレ
40アップは神経絞めして持ち帰ります
ウマズラもしっかり血抜きをしてねー
これも肝を持っていて最高なんですよ
今回の釣果です
40アップは4枚
反省点はありますがこれはいつものこと
大満足です
我が家定番のなんちゃって握り寿司
釣ってはグレが最高なんですが
食ってはウマズラのもんですねー
口太も尾長も食べ比べ
もちろんどちらも旨いよ
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