12月11日は
親愛なる山ちゃんの5回目のご命日でした

先日もお伝えしていたように
山ちゃんの釣り関係の遺品整理に携わらせていただいて
わたしも山ちゃんとのたくさんの思い出や
いろいろ原点に戻ることができました

釣りを学ぶこと
釣りを上達すること
そして釣りを伝え教えること

奥が深く難しいことです

今でもうまくいかないことばかりですが
山ちゃんとはいろいろやって来ましたねー

今の若い人やメンバーにはない
素直さと
何にでもすぐに飛び込んでくる
積極性みたいなものが彼にはありました

我武者羅というかね

そう思うと
いまさらながら
そういう相棒はなかなかいませんねー

山ちゃんがいればねー
今夢中になっている江田島の筏ブリなんかもねー
一緒に夢中になってくれていたと思うと

なんだかさみしいなー
と、山ちゃんを忍ぶのです

前置きが長くなりましたが
遺品の中から出てきた魚拓

奥さまの許可をいただいて
表装して額に納めさせていただきました

職人さんにも無理を言って
この日になんとか間に合わせていただきました
ありがとうございました



奥さまと、お母さんに報告をし
御仏前に飾らせていただきました

「こんなの釣っていたんだねー」
「男女群島ってあの五島列島の先のへんでしょー」
「あんなところまでー」

特に家族に自慢するわけでもなく
大切に保管していた

山ちゃんらしいなー

ここではじめて
ご家族にもお披露目になるとはねー

「ああー、これは泰の字だわ」
「意外と大胆な豪快な字ですねー」

山ちゃんの話はつきません

遺影は5年前の山ちゃんのまま若々しい
あまりにも若かった

山ちゃんはあのときのまま
5歳、歳をとったわたしたちを見ています

山ちゃんはあのときのままだけど
わたしたちはこれからも歳を取っていきます

そして二人の子供たちも成長していきます


子供たちが学校から帰って
また、ご家族でお父さんのありし日の思い出を
語っていることでしょう