先週の平日は
比較的穏やかな予報が続き
連日、浜吉丸が日帰りを就航させていまして

わたしもやきもきしながら
仕事の段取りが付かないかと
調整していたところ

なんとか協議事項がうまいこと行きましてねー
5日の金曜日に行けることになり

はい、行ってきました

それも
この数日間で最もコンディションがよく
やや西寄りの風と北ウネリが残るものの
「どこでも上がれますよー」状態

お客さんも十数人とほぼ貸し切り状態

この時期にはめったに上がることができない
「フジヤ瀬」へ

よく思い出してみても
意外にも冬期にここへあがるのは初めて

時化てチャンスがなかったり
先に希望するお客さんがあったり

この日は贅沢にも
他に希望者がなく
一人で渡礁することができました

釣り開始は7時35分ごろ
まずは軽い仕掛けで
ハリスを4ヒロとり
ガン玉なし完全フカセ
ゼロ竹下ウキで磯際を狙います
ウキ止めは道糸で2ヒロの位置

潜り潮をとらえると
ウキごと沈んでいきますから
ラインに集中してアタリを待ちます

釣り座が高く
宙に浮いたラインが風に舞う影響と
見た目よりもうねりがあり
サラシの影響も

潮はほとんど止まっている感じ



そこで、ウキをBに変更

ガン玉をG3の2段打ちし
仕掛けを安定させます

しばらくは本命アタリもなく沈黙

30分ほど経過して
ラインにコツコツっと反応が

ガシッと合わせを入れると
かなりの重量感

おおーキタキター

足元だったこともあって
直ぐにウキが水面を切って浮いてきます

なーんだたいしたことないかいなー

グレの締め込みじゃないようだし

すると銀色の大きな魚体が・・・バシャー、バシャー

ヒラスズキだー

そこからですねー
何度も潜って抵抗をみせます

大方の魚は一度海面に姿を見せると
あとは直ぐに弱るものですが

この粘りはすごかったですねー

同じサイズでも
丸スズキと平スズキとでは
これだけ違うんですねー

釣り座が高くウネリもあるので
タモ入れにも苦労して
やっとこさで取り込み成功


78.5センチ 4.75キロはヒラスズキの自己記録更新

食べても美味しい魚なんで
喜びましたー

その後はまた沈黙が続きます

左サイドのサラシが沖に伸びるようになってきたので
やや潮が動き出したのか

仕掛けを遠投してみます

釣り座が高く
道糸が横風にふかされてかなり苦戦

なるべく姿勢を低くして
ラインを水中になじませるように操作

すると膨らんでいたラインが一直線に張って行きます

アタリ、アタリ

ゴッツンとした感触はマダイかも
大きな走りはないものの
重量感たっぷりで浮いてきたのは
やっぱり

計測してみると65センチはあろうかという
マダイでした

それにしても本命のグレのアタリがありません

沖合にはデンボのエサ取り


そこで作戦変更


沖に向かって右側のシモリ際へ遠投

するとすぐに本命らしきアタリが・・・・

この締め込みは・・・


やっときましたー
45センチ級の口太グレ

そして同じパターンで40オーバーを2尾追加






その後はますます西寄りの風が強くなって
このシモリ付近にうまく仕掛けをなじませることができません

手前のシモリに道糸を食われてしまうんですよ

宙に浮いたラインをどう操作するか


ハリスを2号に落とし(なじみをよくするため)
ハリスを4ヒロ以上長めにとる
ガン玉3Bを2個、ウキより1ヒロの中に2個
この負荷に耐えられる浮力の竹下ウキ

この方法でアタリをひろった結果の釣果


まだまだたくさんのアタリがあり
たくさんの針ハズレがありました


難しです

40オーバーは尾長交じりで8尾

やーこの日はいろいろ勉強にもなりました

そして、G1講座の教材用に
ビデオを固定で回しておいたので
ヒラスズキの取り込みや
グレの取り込みなど
機会がありましたら見てもらおうかとも思います

ここでは解説しきれない
狙いどころなども
細かな仕掛け設定や
そこへ行きつくまでの釣りイメージなどもまじえて
お話しできたらよいと考えています

【タックル】
がま磯 マスターモデル 尾長 M
ライン:東レ 銀鱗 アイサイト 2.5号
ハリス:東レ トヨフロン スーパーL・EX 2.5号~2.0号
がまかつ 寒グレ6~7号 TKO 6~7号
竹下ウキ 14センチ 00、0、G2、2B、6B
ガン玉 G5×2個→ 3B×2個

【エサ】
オキアミ生3キロ×1個
地アミ2.5キロ×1個
配合餌 マルキュー 遠投ふかせスペシャル×1袋
以上を2セット
          超遠投グレ×1袋は持参しましたが使用せず

サシエサ用に用意していた
くわせオキアミ スーパーハード L
生オキアミを忘れてしまって
ボイルのみでやりました