末娘が所属していた
女子高校硬式野球

いわゆる女子の甲子園的大会が
現在行われています

娘の母校 京都両洋高校は
2回戦を昨年の覇者 福知山成美高校を
逆転3-2で接戦を制し



準々決勝 関東の駒沢女子高校と対戦
惜しくも0-1で敗れてしまいました



昨年娘たちは高校最後の夏を
初戦敗退という残念な結果に終わっていただけに

成美に勝って波に乗ると思われましたが

昨年夏、今年春(京都外大西)と関西勢に優勝を奪われた関東勢が
この夏、ベスト4に名を連ねました

横浜隼人 0-2 埼玉栄
花咲徳栄 3-0 蒲田女子
京都両洋 0-1 駒沢女子
作新学院 5-2 履正社

女子硬式野球はチーム数も年々増えてきており
レベルも格段に上がってきています

IPU環太平洋大学(岡山)へ進んだ娘は
8月1日から松山で開催される
全日本女子硬式野球選手権へ向けて
連日猛暑の中、白球を追い続けています

夏休みをとって
応援に向かいたいと思います


さて、夏の甲子園 島根県予選の続きとして
ちょっと気になることがありました

現役時代もOBになってからも
何かと一喜一憂してしまうのが
審判のジャッジです

一戦一戦もそうですが
甲子園出場がかかった決勝戦ともなれば
三本間のジャッジを巡っては
特に得点に絡みますから
シビアになってきます

一種、異様な雰囲気が球場全体を包み込むのが
決勝戦といえましょう

この雰囲気の中
公正なジャッジをする審判員も責任重大です

相当なプレッシャーですねー

しかしこの勝敗を決めるジャッジを巡っては
過去にもいろいろなことがありました

ストライク、ボールを巡ってもです
1球の判定が流れを変え
勝敗を分けることがあります

そして今決勝戦でも
2回の大東の攻撃
スクイズがキャッチャー前になり
キャッチャーが捕って3塁ランナーをタッチに

大東の3塁ランナーはタッチをかいくぐって
ホームイン

主審の手は大きく横に広がりセーフの判定

これに相手側ベンチからは
3フィートルールでオーバーランをアピール

主審は塁審を呼び寄せ協議した結果
このアピールを認めて判定が覆りアウトに

これは問題だと思いますねー

審判の判定は絶対なのです

不服があるからと
これにいちいちアピールして
その度に協議して判定が覆る?

それはないわけです

私もテレビの映像で見る限りは
オーバーランでアウトであるとは思いましたけども
判定は判定

ルール上
こういった判定にアピールプレーは存在せず
たとえ判定に不服があってアピールしたとしても
ここで認めることはありません
ましてや一度出した判定が覆ることはありません

最近プロ競技では
「チャレンジ」などといって
ビデオ判定によるジャッジを採用していれば別ですが
これは明らかなミス対応だと
私は思うのです

これは今後島根県の球児が
全国で戦うためのレベルアップのためにも
同時に審判団のレベルアップも求められるところです

というのも
画像をリプレーなどで何度見ても
まずはこのプレー自体がミスジャッジだったのではないかということ

そしてこの判定を
相手のアピールを受け入れて覆したこと

これはダブルミスであり
重大な問題として
受け止めるべきだと考えます

「自分でもミスジャッジに気が付いて帳消しにした」
って言われても仕方がない

これは絶対にダメです

今後のためにも
県高野連はあやむやにせずに
しっかり検証していただきたいと願います

高野連の審判員は
普段はみなさんが生業を持っておられ
この大会期間中はほぼボランティアで
活動なさいます
感謝とともに敬意を表すものです

個々を批判しているわけではありません

しかし、今後の躍進のためにも
お願いしたいことなんですね