25日はG杯鮎釣り選手権大会

高津川会場予選があってG1メンバーたちと参加しました

 

島根県は前日にまとまった雨があって

河川は増水気味

川の状態が気になってはいましたが

予定通りの開催です

 

前日から下見に入っていたメンバーからの情報では

水はかなり高いが

小型ながら数は釣れるということです

 

解禁は20日でしたから

本来なら下見も兼ねて

大会までに竿を出しておかなくてはならないのですが

サラリーマン釣り師としてはなかなか難しいことです

 

解禁日からずーっとキャンプしながら毎日川へ入っているというツワモノも・・・・

 

今大会の参加者は約120人

関西、四国、九州からもプロやテスタークラスが押し寄せてきていて

顔ぶれはかなりのハイレベル

この中から全国大会に駒を進められるのは5人です

 

日原の道の駅を本部に

上流エリアがA組

下流エリアがB組となり

抽選で私はB組の21番

 

過去、鮎釣りを始めたばかりのときに

この大会に初出場、初優勝を飾ったのが高津川会場

そのときに入ったポイントが忘れられません

 

目指すは下流の左岸側にテトラが突き出ている周辺

本来なら川の芯に立ち込んで

左岸側ヘチを攻めたいところですが

 

まだ水が高いのと

鮎が小さくてまだ皮が柔らかいことから

取り込む途中に水流で身切れしてバラシにならないかと

左岸側の川縁から攻めることにしました

 

B組の参加者のほとんどは

道の駅トイレ下付近に集中しています

ここは例年人気のポイントです

昨日もよく掛かっていたという情報は入っていました

 

私の周りはほとんど人がいません

ゆっくり準備して釣り開始です

 

仕掛けは

東レの「冴」という複合系のメタルライン 003号

数年前にこしらえたものですが

川に下ろすのはNEWなので大丈夫でしょう

 

それにしてもマダイ釣りに7号だー、8号だーでやって

このギャップはかなり戸惑います

それだからこそ下見をやっておかないと・・・・

 

鮎つりは循環の釣り

トラブル・・・OUTなのです

 

シーズン最初にいつも思うことなんですが

逃がさないようにオトリを網に出せたとき

オトリに無事に鼻カンが通りセットしたとき

この瞬間にホッ・・・と安心します

 

今年も無難にSTART

オトリを川に放すと自分は陸の上に

 

まずはヘチにオトリを誘導します

 

するとすぐにゴツゴツー

チビ鮎が掛かっています

これも大切な1尾です

 

オトリになりそうな大きさではないので

そのまま養殖で次を狙います

 

するとまた

おおー調子いいじゃん

 

それにしても小さい

10センチもあればオトリに使って放しますが

 

速い流れには負けてしまって

底に沈みません

厳しい釣りです

 

それでも

テトラとテトラの間にできた分流をうまく利用して

黒っぽく見える石の周りにオトリを泳がせます

するといいアタリー

 

この日としては良型の15センチくらい・・・

 

何とかトラブルなくオトリ込みの20尾をキープして1回戦が終了しました

 

しかーし

検量所は長蛇の列

みんなよく釣っています

検量に時間が掛かっています

 

多い選手は30尾を超えている・・・

 

わー20じゃー無理だわー

 

予選通過は参加者の30%

組で約20人、合計40人というとこです

 

私は少しあきらめていました

 

すると、最後の最後に名前が呼ばれるではないですかー

ラッキー、ラッキー

A組は21尾タイまで

B組は20尾タイまでが2回戦に駒を進めました

やばかったわー

 

やはりB組の上位は

ほとんどの選手が便所下付近でした

 

さて、2回戦は

1回戦よりもエリアを狭くして

本部から上下流ともに1本目の橋まで

それでもかなりのエリアです

 

私は14番目にスタート

やっぱり目指すは下流のテトラ周りです

 

便所下がいいことはわかっているのですが

 

あのテトラ付近は

なんだか魚がいそうなんですよねー

それに流れに変化があってマニアック

こんなところを攻めるのも楽しいんです

 

午後はかなり水が引いてきたので

今度は右岸側に渡って

芯から左岸を狙う作戦で向かいました

 

やっぱり誰も攻めません・・・シメシメと思いながらも

あんまり誰も来ないのも不安なものです

 

川を横切って右岸側にいくと

テトラ群よりも上流の流れが気になります

石の色がいいし

キラキラと小型の鮎が見えます

 
(それでもやっぱりテトラ周りを攻める・・・)

よし、人も来ないし

ここでまずやってみてダメなら例のところを攻めようと

釣り開始

 

するとすぐにアタリ・・・

 

そして次々に

ウヒョー・・・入れ掛かりじゃー

すぐに10尾ほどをキープ

 

こりゃーもしかして優勝ペースかも・・・

徐々にリズムも戻ってきます

 

しかしです

ラインが細いですからねー

前日にG1タルカゴ ドクロの仕上げに

塗料を使ったんですが

これが指先に残っていましてねー

 

そのささくれに

つまみ糸が絡んだり

絡んだ糸がほどきにくかったり

 

鮎が小さいので

絡んで団子状で取り込むこともしばしばです

 

こんなことの繰り返しもありながらも

コンスタントに釣果は伸びています

 

残り30分を切りました

20はキープしたでしょう

 

さー、上位に行くにはここからが勝負です

 

しかしここで大ブレイク発生

 

比較的良型をオトリに使い良型が掛かり取り込みに

ここでラインがプツーン

 

痛恨のどんぶりです

 

何度も解いては使っていたつまみ糸が切れたのです

点検を怠った初歩的なミスでした

 

すぐに仕掛けを張りなおして再開しますが

一度途切れたリズムはそう簡単には戻ってきません

 

手尻の長さや目印の位置も

残り時間を気にしていい加減なまま

やっぱり、しっくり来ないんですよねー・・・これがー

 

そして終了時間に・・・

 

2回戦は終了時間・・・納竿なので

一番遠くにいた私は検量の列の最後尾に

 

2時間の間に30尾釣った選手が最高のようです

続いて28,27,26と続きます

みんなよく掛けています

 

大接戦

 

私も20尾まではカウントしていたんですが

その上がどこまで伸ばせたか

 

上位5位までには無理かなー

・・・と思いながらも

わずかな期待も・・・・

 

23,24,25・・・25でいいですねー確認してください

 

記録は25尾

同尾数は重量で順位が決められます

 

結果はご覧のとおり

 

あと1尾足りないという結果でした・・・残念

 

これから他の会場予選と続きますが

今年の私のG杯鮎挑戦は終了です

 

7月ごろからプライベートの鮎釣りが本格化しますかねー

当分は磯へ戻ります

 

【本日の仕掛け】

竿:がま鮎 競技スペシャルⅢ 引き抜き早瀬 9.5m
水中糸:東レ 冴 003
鼻カン周り:背針使用(マルト カマキリ背針) ライン 東レ 中ハリス0.8号
つまみ糸:東レ つまみ糸専用 0.2号
掛け針:がまかつ A1 閃(せん) 5号、5.5号の4本錨
ハリス:東レ マッジクハリス EX 0.6号