アイゴなどの持ち帰り方・さばき方などについて質問をいただきました

ありがとうございます

 

アイゴ、ハリタテ、バリなどと呼ばれている魚です

ヒレの先のハリには毒があり

刺されるとたいへんです

 

腫れ上がり

当分苦しみます

 

死魚の場合でもその毒性は変わりませんから

注意が必要です

 

そのことから嫌われて

釣れてもすぐに捨てられてしまいがちですが

本当はすごくおいしい魚です

和歌山県では県の魚に認定され

ご当地料理として珍重されている魚です

 

さて、前置きが長くなりましたが

私も25センチ以上のアイゴは必ず処理をして持ち帰ります

 

わたしのやり方は

取り込んだ直後に

足で軽く踏んで押さえて

左手で両目を挟んで固定し

頭の後ろから背びれが始まる付近にナイフを入れ

一気に背骨まで切り込みます

 

そのまま顔の部分を下に引き裂くように引っ張り

内臓ごと取り出します

この状態でクーラーに放り込み持ち帰ります

 

背びれなどは付いたままですから

帰ったときに注意が必要ですね

 

現場でヒレ先をアイゴバサミなどを使って切り落としおけば完璧ですが

私はそこまではしていません

 

持ち帰ったアイゴは

三枚におろして

フライやてんぷら、鍋物にします

フライにしてポン酢やタルタルソースがわが家では人気です

あんかけにしたりムニエルなどもいいですねー

 

この魚はウロコが無いので

皮付きのままでOKです

 

フグにつきましては

資格がある方が調理したものでないと

食してはならない条例などが県単位であるようです

 

あくまでも個人的に自己責任で・・・ということになります

私の経験上

西日本近海で釣れるフグの筋肉だけであれば

現在こうして元気でおりますので大丈夫でした

 

処理はアイゴと同じような方法で

現場で処理をして持ち帰り

味噌汁などで食します

 

フグは確かにおいしいですが

同じ種類であっても個体差や地域差で

その毒性も違うといいます

 

本当に、本当に個人の自己責任で・・・・お願いします