優勝は開星

2008年07月23日

夏の甲子園大会・・・
島根県代表は3年連続開星高校に決まった

母校の大社高校は思わぬ大敗に
関係者はショックだったに違いない

私も悔しい

中学の息子は自分の練習があり行けなかったが
家族も観戦した

娘たちは開星ベンチのすぐ上で
玉ジャンのメンバーたちと開星の応援
昨年玉湯出身の吉田投手の応援に甲子園まで行ったことや
今年も玉ジャンOBで内田君が入部した
宍道からも控え投手ながら2年生でベンチ入りしている春木君がいる

まーいいかー

家内も大社高校OGなので
もちろん大社の応援だ

そして大敗・・・
私も家内も機嫌が悪い
「今夜の晩御飯は作らんわー」などといっている
駐車場が満員で出雲伝承館まで引き戻されて歩いて来たという
「なんでそぎゃンとこへとめんといけんやー」
「だって係員が誘導するけんだわー」・・・と言い争い
やれやれ・・・・・勝っていれば
「今夜はどこかへ焼肉でも」・・・
「遠くへ止めていって歩いた甲斐があったわー」・・・・
となるところだ

さてゲーム内容は客観的にみても実力の差は歴然だった
お互いのエースの連投は同じ条件だったが
初回の攻防で明暗が分かれた

お互いに満塁の場面で5番打者

開星は1年生からレギュラーの橋本君
インコースで追い込むも結局アウトコースが甘く入って右中間に運ばれた

一方大社は前日2ホーマーを放っている期待の坂本君
願ってもないチャンスだったが見逃しの三振に屈した

2回も痛かった
ツーアウトから2連続ヒットで4番池田君
これもインコース厳しいところで2ストライクまで追い込みながら
アウトコースに甘く入った球をレフトスタンドまで運ばれた

タイムリーで1点返して
1-5となった中盤の攻撃
なおも1アウト1,2塁の場面
この場面私ならヒットエンドランなど
大社持ち味の機動力を生かしたかった

初球ストライクを取られて
次の投球がボールになれば
カウント1-1からヒットエンドランのチャンスだ

投球は思惑通りボールになったが
坂本監督は送りバントのサイン
1-1からの三球目ど真ん中のストレートを
バントの構えから見逃した

なおも送りバントのサインは継続だ
そして1球ボール後の2-2から
高めのボール球を3バント失敗

最初にバントと決めたら意地でも送りバント・・・・
というところは坂本監督らしいといえばそれまでだが
柔軟性も時には必要ではなかったのか
結果論といえば結果論だが
終盤は相手投手の疲れもあろうが
点差はどんどん離され
余裕さえ感じる投球に翻弄され
好調の大社打線は手も足もでなかった

ともあれこれはわたし個人のたわごとにすぎない
年間を通して毎日こどもたちを見てきた監督が
その場で決断したことが最善として信じてやりたい
甲子園出場は成らなかったが
古豪復活ののろしとして来期につなげてもらいたい

開星の3年連続もすばらしいが
今後、母校も含めて他校の健闘に期待したい

昨年全国制覇した佐賀北の例もあるように
開星とはまた違った方法で勝機はあるはずだ
「開星はすごい、どうせ勝ってこない」・・・とあきらめないでほしい

むしろ開星という明確な目標があってやりやすい
打倒開星に燃えてほしい