台風3兄弟・・・この週末は影響少

2015年07月10日

台風9号、10号、11号と
立て続けに発生しており
沖縄や九州南部では甚大な被害をもたらしながら
北上中です

山陰地方でも
この週末は台風の影響があるかと思いましたが
ことのほか南を抜けたおかげで
風、波、雨ともに弱く、少ない予報です

川はまだまだ安定しませんから
今週は海へ向かってみたいと思います



さて、昨日はPEラインの話をしましたけども
少し説明不足を感じましたので
追加で・・・・


伸びがある・なしの件ですが

PEにしてもナイロンしても
道糸として使用した場合に

必ずハリスをその先に結びます

ルアー釣りでPE使用の場合でも
ショックリーダー的なラインを結びますね

この時の強度を考えた時に
バランスが大切だと考えています

やはりナイロンのように
適度な伸縮性があれば
距離が出ていれば出ているほど
そのクッション性は非常に高く
ハリスや道糸全体でバランスよく
荷重を分散してくれます

突然の強い引っ張りや
ロッドワークのミスや
釣り人の体制の崩れや
対応の遅れなどにも
その伸縮性で補ってくれるわけです

PEの場合は
リーダーとの強度関係
(通常3倍の号数と同等と言われていますが・・・)
結束部など

またはラインの傷や劣化部分

伸びが全くない場合は
どこかに1点でも弱いところがあれば
より弱いところへ集中して負荷がかかってしまいます

そして磯釣りの場合は
いろいろな障害物にラインが擦れることが多いわけですが

PEの場合は傷や劣化が
現場で容易に確認しにくいこともあげられます

いくつもある仕掛けバリエーションに
状況判断して瞬時に交換したり

ハリス交換もどれだけすることでしょうか

そういったことも考えると
やっぱり磯釣りには・・・

「ナイロン」ってことでしょうか


例外的に
底カゴ仕掛けでイサキの数釣りをするとか
磯から胴突きサビキ仕掛けで五目釣りをするとか
こういう場合にPEラインは向いているかもしれませんが・・・

それと
今月25日発売予定の「磯釣りスペシャル9月号」に
読者Q&Aのコーナーで
「道糸の種類とその使い分け」という題目で
回答を担当させていただきました

よろしければ
参考にご覧になってください