久しぶりに日本犬の話題をお届けします

12月4日付の山陰中央新報社の
鳥取・中海地方版に掲載されていた記事です




ついにやりましたねー
日本犬保存会が主催する全国展覧会
いわゆる全国大会ですね

この掲載されている日本犬(成犬雌)が
本年度の四国犬の日本一になり

さらに柴犬、紀州犬、四国犬のトップと競った結果
最高賞の総理大臣賞は柴犬にさらわれましたが
見事、準最高賞に該当する文部科学大臣賞を受賞しました

これは大変な快挙です

「えっ、鳥取の犬がどうしたって」???

実は飼い主で現在の所有者は
鳥取県境港市の
この方なんですが

この犬を作出(交配・出産)して
飼育や管理全般を指導助言していたのは

わたしも古くからお世話になっている
日本犬の師匠(松江市出身・在住)なのです

この受賞が決まった数日後に
師匠から電話がありましてね
「ついにやったわー」って

それは師匠の喜ぶ姿が
すぐに思い浮かびましたもの

その声にも
何やら達成感のような
永年の想いが
そのトーンから伝わってきましたねー

一つのことに打ち込んで
それを継続し続けること
学んでも学んでも
行ぅ瓠璽肇諷くところがないほど
今も研究し続けて
よい犬がいるといえば
全国を飛び回る

弟子が困ったり相談があるといえば
すぐに家に駆けつけてみてくれる

ほんと
一つのことをつらぬくということを
まざまざと・・・・

そしてついにやったのです
日本一を

わたしも感動しましたし
本当にうれしく思いました

おめでとうございます

そしてさらにすごいのは
今回受賞した犬の他に
同クラスで競って2位になった犬も
師匠の作出犬

別のクラス(若犬)でもトップをとるなど
「宍道湖斎間荘」(日本犬を作出するための犬舎号)
時代の到来ですね

現在も師匠の犬舎から
名犬が続々誕生しているということで
これからさらに忙しくなりそうですね

体調に気を付けられ
ますます活躍されることを
お祈りしております

わたしもまた
四国犬が飼育したくなったなー

遠征が多い釣り師はねー
無理かなー

まーシケも多いことですし
名犬たちを生で観賞させてもらいに
行きましょうかねー



近年わたしは
展覧会からは遠のき
家庭犬として日本犬と付き合っているのですが

本格的に・・・となると
それなりの覚悟が必要なものです

どの道も
極めるということ
頂点に立つということ

同じことなんですね

わたしが20代前半に師匠から譲り受けて
飼育していた四国犬「万蒐号」(バンシュウゴウ)牡
この写真は幼犬時代のもの
中国管内の展覧会では幼犬賞を外すことはなかった名犬でした

そして若犬まで成長し
このころになると立派なものです



若犬になっても中国管内の展覧会では
1位、2位を外すことはなかった
当時中断されていた全国展が近年再開されるということで
グループ内でも期待の星となっていましたが・・・・

わたしの管理不行で
散歩中にネズミを駆除する薬を飲み込み
全国展を前にして亡くなっていきました

そのことがきっかけで
本格的な飼育から遠のいてしまいましたかねー

「一緒に写っているしょぼいのはだれ?」

わたしですよ・・・わたしー
生涯で一番痩せていたころでしょうか

懐かしい一コマです