親子で40UP・・・隠岐星神島のグレ釣り

2010年01月12日

3連休は久しぶりに穏やかな天気になった

年末年始は寒波の襲来もあって

みんなが待ちに待った天気だ

 

隠岐のチャーター渡船「浜吉丸」は波が落ちた10日から超満員

2隻の渡船はフル稼働だ

 

私たちは11日の日帰り予定で向かった

この日も大方2隻が満杯

 

みんな気持ちは同じだ

 

当初は「北側の磯に上がれるかも」と期待したが

予想以上にうねりが残っている

 

リクエストした磯は

ことごとくだめになり

それでもなんとか「星神島の東の鼻」に渡礁

 

メンバーのジュン君が一人だったので

お願いして一緒に上がらせてもらった

「ありがとねー」

 

早々に仕掛けをセットして釣り開始

先に仕掛けを流していた息子の大知にヒットー

「海タナゴだぞー」

 

そしてジュン君の竿が大きくしなった

しかしすぐに横へ走る

海中には白い魚体が光った・・・「ワカナでーす」

 

そして大知にも・・・・

遅れて私も準備完了

するとこれにもワカナ

「これではグレは釣れませんねー」

 

このままワカナの入れ食いモードに入るかと思いきや

サシエサが残りだした

 

ココで私は仕掛け変更

最初は

サラシが強いので

普段よりも重めのガン玉G3×2の設定に

ウキ下は4ヒロ前後

 

ワカナが逃げた後は

アタリがなく

魚の気配がないので

 

いっきに深タナ

足元狙いへ

サラシがかなり強いので

中途半端では思う棚へサシエサをなじませられない

 

6B負荷で径の大きいタイプの竹下ウキをセレクト

ハリスを4ヒロ半と長く取り

ガン玉3Bをまずはウキから30cm離して1個

そしてさらに50センチ離したところへ2Bを1個

またまたさらに50センチ離してBを1個

ウキから1ヒロ以内に以上の3個のガン玉

 

針から3ヒロ半は完全フカセになるようにセット

そしてウキ止めは遊動部分が竿1本半

 

この仕掛けのイメージは

なるべく磯に近いところの駆け上がり付近に

サシエサを送り込み

 

ガン玉からサシエサまでのハリスがL字状態で

ただようイメージだ

 

遊動部分の道糸を送り出したら

あとは沖に流れすぎないように止める

サラシでウキが沖に運ばれたら

引き戻してやる

 

そしてサラシがおさまった一瞬を見逃さず

テンションを緩めてサシエサを足元の溝などに送り込むイメージだ

 

グレの活性は弱い

沖目では食ってこないと判断しての作戦だ

 

するとジワジワっとウキが入り込んでいく

緩んだ道糸が少し張っていくのを目で追いながら

アワセを入れた

 

「来たで、来たでー」

ずっしりとした重みで確かな手ごたえ

「グレだ」

しかも良型

「おおーこれこれ・・・久しぶりだねー」

 

竿はがま磯マスターモデル尾長M

ハリスは2号

これなら少々のことではやられません

 

強い竿ではあるが

十分に胴まで曲がって粘りがある

それでいて復元がゆっくりとしている

私はこの感覚がお気に入り

私のスタイルに合っているんです

 

だから、口太狙いでもこの竿なんです

隠岐などでまず1本という方にはおすすめです

 

 

あらら・・・横道にそれましたが

上がってきたのは40センチオーバーの丸々太った口太

「正解!正解!足元、深ダナ・・・これぞG1な1尾」

 

状況と仕掛けに確信が持てたので

大知の仕掛けも変更

 

「お父さんが言うとおりに流せよー」

エサ付けや仕掛けの投入などは

だいぶん慣れてきてスムーズになった

 

やや沖に流されていたが

大知の竿にも来たー・・・まずは30センチ級のグレ

 

そしてついに大物がヒットー

「これはでかいぞ」

何度かの締め込みもしのいでウキが見えてきた

 

ジャーン・・・・やりました

グレでは初の40センチオーバーです

同行のジュン君からも「大ちゃんおめでとー」

「やったのー」

 

しかし本人は意外とクール

「こいつ・・・本当にこの価値がわかっているのやらどうやら」

このあとも放流サイズを含めて3尾のグレを釣り上げた

 

そして私もますます大きくなるサラシや風をなんとか交わしながら

午前中にもう1尾40センチオーバーをゲットした

 

午後に入るとさっぱり

ほとんどサシエサがとられなくなった

 

たまーにアタリがあるとウマズラやフグ、ベラ

「だめだのー」とボヤキが出始めた

 

こんな状態が数時間続いたが

16時前にもう一度時合が来た

 

このチャンスを逃さずに

午前と同じようなパターンでこの日最大の45センチをゲット

 

足元にうまく仕掛けをなじませていた大知にも強烈なアタリがあり

ジージーとラインを引き出されたあげく

残念ながら針ハズレ・・・「おしかったのー」

 

そして16時が過ぎると納竿の17時まで

またサシエサもとられず終了

 

潮はほとんど流れず決してよい状況とはいえなかったが

息子と40オーバーを4尾釣って大満足

 

他の状況は

全般的にはいまひとつだったよう

 

前日には音部のニシガミで50センチ級が上がったらしい

また、G1メンバーの一人は磯替わりで

冠島の水道よりに入ってチヌの55センチを頭に6尾の釣果があった

 

 【私の仕掛け】

ロッド:がま磯マスターモデル尾長M-53
リール:リョービメタロイヤル2000ZM
道糸:東レ・銀鱗SSサスペンド2.0号
ハリス:東レ・トヨフロン・スーパーL・EX2.0号
ウキ:竹下ウキ・16センチ・6B
ハリ:がまかつ・寒グレ・7号
ウキ下:竿2.5本前後

【エサ】

オキアミ生3キロ×4
地アミ4キロ×2
マルキュー・グレパン×2、グレパワーV10SP×1、メガミックスグレ×1
ボイル3キロ×1

くわせオキアミスーパーハードL×1

(以上2人分)