先日のG1フィッシング講座に参加していただいた方から
早速、質問がありました

講座当日もですねー
これはいつものことなんですが
時間がすぐにたってしまって

みなさんの質問を
受けきらないまま
会場の都合で終わらざるを得ない状況です

会場がエンドレスなら
たぶん熱心な参加者さんは
そのまま徹夜してでも
話はつきないと思いますねー

そんな熱気がいつも伝わってきます

ほんとうにありがとうございます

さて、質問の内容は
次の通りです

 
 
「フリーで走らした時の止めるタイミングはいつなのかということです。 
置き竿にしていたり、このタックルでは止めれないと判断した時に 
フリーにして走らせることがあるのですが、毎回ある程度走られると
これ以上出しては瀬に回られるとか底に持っていかれると焦ってしまって
走りがあまり落ちてない時に止めにかかって大概はバラしてしまいます。
小島さんはどんなタイミングで走りを止めにいく のですか。」


ここでラインを出す理由を考えてみます

1.釣り人側の体制を整える(時間稼ぎ)
2.魚を一旦沖に走らせ手前の根を交わす

これが私が考えるところの
理由です

フリーで抵抗なくラインを出すと
比較的早く魚が止まるという説もありますが

これはあくまでも
フリーでラインを出すまでの
対応にもよると考えています

できる限り
ギリギリのところまで耐えておいて
できればひとひねりを加えて
魚が逃げる方向を
少しでも変えながら

パッとフリーにできればベストです

こうすることで魚にも不意をつかせ
比較的早く止まるように思います

そして
ラインを止めて
リールのベールをおこすタイミングですが

上の二つの目的が
最低限達すれば
なるべく早く止めに行った方がよいように思います

そしてオープンベールのまま
ラインを止めて
もう一度ギリギリまでためてみるんです

このときまだ勢いがおさまりそうになければ
再び押さえていたラインを放して
フリーで走らせます

この繰り返しです
このときもできる限りギリギリまで我慢し
ひねりを加えて方向を変えることがベストです

この繰り返しで
魚はかなりのダメージを受けるはずです

私の認識では
完全に走りが止まってからでは
魚の方に軍配が上がってしまう確率が
高いように思います

これも感覚的な回答でしかないので
どんどん経験してみて
自分流の「型」を早く見つけることが
キモとなります