ヒラマサ釣りのハリスについて

2019年10月11日

今年最大で最強とも言われる
台風１９号が接近してきました

山陰地方からはやや遠ざかる予報になったものの
関東は大変心配されます

野球娘も野球どころではなくなってきましたね
クラブ選手権は大会そのものが中止決定されました
日程の都合上今年は開催がないことになったようです

野球娘が住む栃木も心配されます


さて、今週に入って
少し海のご機嫌もよくなって
大社方面では良型ヒラマサのアタリがあったようですよー

羨ましいですねー

ギックリもあって
行くに行けずにいますが
この週末も台風の影響で無理ですねー



そんなところへ
いい質問が来ましたよ

ヒラマサ釣りとハリスについては
太いと食わないし
細いとやられるし
どうしたらいいの？

このことは釣り師の永遠のテーマですねー

メールで来た
質問の内容は

「先日ヒラマサ釣りに鳥取へ行ってきました
大型に備えて８号ハリスで釣り始めましたが
アタリがないのでハリスを５号に落としたら
すぐに５６センチが釣れました。
アタリが出たのはハリスの太さと関係するのでしょうか？
細くすると大型が来たときに瀬ズレで切られてしまいますし
どうお考えですか」

というものです

過去にも同様の質問に答えていますので
次のページも参考にしてください

確かにどの釣りでも
ハリスを細く落とした途端にアタリが出た
ということはよくあります

細いハリスでいかに大物を仕留めるか
ということも釣りの醍醐味であることは
間違いありません

釣りは趣味なのですから
いろいろな考え方や価値観があり
それぞれのやり方があっていいと思います

それでも
わたしの場合は比較的太仕掛けで挑んでいます

確かに細いハリスの方がよくアタリは出るかもしれませんが
太いハリスで喰わす努力や工夫をするのも
釣りの醍醐味です

ハリスを細く落とす前に
何か他に喰わすための工夫ややり方がないのかどうか
もう一度普段の自分の釣りを見つめ直してみるのも
よいのではないでしょうか

ひとつ怖いのは
そういう工夫や努力をしないまま
ただ手っ取り早くハリスを落として
釣果が上がったとして
それが成功体験となって
「細糸症候群」にかかってしまうことです

これは釣り界では難病で
一度かかったらなかなか抜け出せない
恐ろしいものです

その結果
生涯で魚拓に残すよう大物に出会えないまま
釣り人生を終わっていく釣り師を何人も見てきています
結果的に若くして釣りから離れていく人も含めてですね

これもそれぞれの楽しみ方ですので
納得するものだったかもしれませんし
他がどうこういえるものではないです

しかし
わたし的にはちょっと違うんです

ホームの大社方面で
磯から８０センチクラスのヒラマサを狙って釣るには
８号ハリスから落としません

それでもやられますから
１０号にして挑んでいます
それでもやられます

ハリスとの関係
魚とのやり取りは
生涯学び続けなければならない
永遠のテーマですね

だから釣りは面白い

そして
自分がどっちの方向へ行くのか
そこのところだと思います

太仕掛けで喰わす工夫や努力のお話は
また機会をつくって
Ｇ１フィッシング講座を再開したいと
考えているところです