万が一を想定して

2022年01月12日

今週も大時化になりましたねー
当分磯には出られそうにありません

先日の釣行も風は穏やかでしたが
ウネリはけっこうありました

そして今年に入ってからも
島根県益田市で２人の釣り人が高波にさらわれて海中に転落
海上保安庁が出動して救助されるという事故がありました

幸い命に別状はなかったようですが
１人は足の骨折で重症
もう1人も低体温症で病院に搬送されたということです

どのような経過で海上保安庁へ通報が入ったかはわかりませんが
みなさんはもうご存じですよねー

海の事故などは１１８番へ

これも知識として重要なことです

そして磯靴やライフジャケットの装備は基本中の基本ですが
わたしは次の画像のような装備もしています




万が一海に転落した場合に
意識があれば自分で１１８へ救助を求めることをイメージしています

その備えとして最も重要なのが携帯電話です
docomoのスマホは防水機能付きでさらに防水耐衝撃ケースへ

もうひとつ白いのは
子機のようなものなんですが「ワンナンバーフォン」といって
同じ番号でこの２個が持てるサービスです
月々５００円で持てますから
普段も小型で軽量なことから気に入っています

ほとんど高機能を使わないわたしは
この小さい方を持っていれば十分なんです

これは防水ケースに入れておきます

ポイントは身体から放れないように
ヒモで繋いでおくことです

山道の道中でもどちらか一方は
必ずすぐに使えるように携帯して歩きます

次にラジオも持っていきます
情報収集に役立ちますし
単独釣行が多いわたしは
寂しさをまぎらわす目的もありますかねー

寂しがり屋なんで

そして夜釣りでは最も重要な装備が
ヘッドライトになります

最近はよいものがたくさんありますねー
キャンプやアウトドアブームもありましょうが
防災意識の高まりから
一般家庭での需要の高まりからでしょうか

電池式はもちろん充電式など様々なタイプがあります
照度も明るいですねー

わたしが重要視しているのは
ワンプッシュでON・OFFが出きること
赤色灯とその点滅機能があること

センサー回路の性能がよく
照度や電球色の切換機能がありながら
ワンプッシュでON・OFFができるものがあるんですねー

これも大切なのは防水機能付きで
画像のものは２個で３、０００円くらいでしたが
いいですねー

画像のものの他にも
いろいろなタイプのものを試していますが
充電式と乾電池式と最低でも３個は持っていきます

予備の１個は必ずライフジャケットのポケットなどに入れておき
電池切れや万が一の故障に備えます

赤色灯については

「夜釣りで海面を照らすと魚が散る」と
これは先輩諸氏からよく言われて来たことです

確かにわたしもなるべくライトの光が直接海面を照らさないように
注意を払いながら釣りをしています

しかしこの赤色灯は光源が柔らかく
これまでの釣果をみましても
あまり魚に影響がないのではないかと考えています

安全性やサシエサの装着
わたしは赤色灯があれば針結びもこれでやっています

自分の存在の目印にもなります

あらためてですけども
ヘッドライトに関しては
それはそれはたくさんのものを使っては潰し
使っては潰ししてきましたけどもですねー

ほんと、いいものがたくさんありますよー
しかもけっこう安価でよいものもありますから
自分で使い勝手のよいものを探し出すのも
楽しいと思います

それから益田の遭難事故の話に戻しますけども

1人は海中沖合いからヘリで救助され
もう1人の方は自力で岩を這い上がろうとして
動けなくなり救助されている様子がニュースでも流れました

さてどっちがよいのか

わたしの知識では
海に投げ出されたり
あるいはバランスを崩すなどで落ちるなと思った場合に
なるべく岩に触れないように
自分からでも岩を蹴って海の方へ遠く飛び込むことを
イメージしています

そしてよほどのベタ凪でない限りは
自分で岩をよじ登って上がろうとはせずに
救助を待つことを自分のなかでイメージしています

低体温症などのことを考えれば時間との勝負です
１秒でも早く救助を呼ぶことが生死を分けるポイントになります

問題はこのような事態になったときに
本当にこのような行動や考えに至るのか
冷静に判断ができるのか

そこのところが重要なんですが

万が一を常に想定して
普段からイメージしておくことも
大切ではないかと考えているところです