大ダイ狙いのフカセ仕掛けはライトになりがち

2022年02月02日

今週の日本海は少々ご機嫌が斜めのようです
冬型の気圧配置によって
北西の季節風がやや強く
波高も3mの予報が出ていますから
ウネリもともなってしばらくは辛抱が必要でしょうか

ほーらそげだがー

「行けるときに行っとけーって言ったがー」と
わたしの中のもう一人の自分が語りかけます

行動しての失敗や後悔よりも
行動しなかった時の後悔の方が尾を引いてしまうわたし

心根と言いましょうか
性分と言いましょうか
性格ですかねー

こればっかりは歳を取っても変わらないものです


さてさて今日は何について話しましょうか

みなさんも磯の上物釣り師としていろいろやられると思いますけども
先日からなにかと話題にしている
タルカゴの釣りとフカセの釣りと
両方やられる方も多いと思います

どちらかというと
タルカゴはヒラマサ、マダイの大物釣り
フカセはグレ、チヌの繊細な釣り
と言うのが一般的でしょうか

そいでですねー
山歩ぅ瓠璽肇誅磯釣行の場合はフカセ釣りが多いって話で

特に夜釣りで大ダイを狙う場合に
どういうタックル設定をイメージされます?

どうしても
フカセ仕掛けになると
タルカゴ仕掛けよりもライト設定になってしまいません?

例えば
タルカゴの場合は
ロッド3号に大型リール
道糸6号~8号
ハリスは7号~10号

狙いが同じであれば
フカセ仕掛けでもこれと同等にしなければならないところを
どーしても小さくまとめる傾向があります

わたし

みなさんはどうですかー?

わたしねー
これで何度失敗したことか
何度悔しい思いをしたことか
逃した大物は数知れず
その中にはきっと自己記録を更新するような
夢のサイズだったかもしれない

でもねー
やっぱりフカセ→ライトタックルになりがちです
どうしたもんでしょうかねー

ライトなタックルでより大物に挑戦するというのも
釣りの醍醐味であるわけですけども

大物思考のわたしとしては太タックルで
真向勝負を挑みたい

そう考えているところです



具体的にはですね

現在の山歩ぅ瓠璽肇誅磯釣行の
夜釣り大ダイ狙いのフカセ仕掛けは

竿・がま磯 タルカゴスペシャル MまたはML
リール・中型スピニングリール
道糸・東レ プロトライン 6号
ハリス・東レ 船ハリス7号、8号
針・がまかつ TKO 10号、11号、12号
竹下ウキ・14cm 6B~1号

太タックルといいながら
「やっぱりライトになっているじゃないかー」って
突っ込み入れられそうですが

その通りです

これは夜釣りだったりの取り回し
ウキとのバランスだったり
総合的なバランスをみて現在のところ
こんな感じでイメージしています

竿などはいろいろ試したりはしますけども
昨秋追加で新発売されたタルカゴSPのMとMLは
2.5号相当と2号相当なんですが
パワーと粘りがすごくてですねー
表示の適合ハリス号数以上のラインで勝負が出来ます

軽くて取り回しがいいのと
このクラスでも穂先がチューブラーでやや太め
それでいて糸絡みが少なく
夜釣りのフカセに持って来いです

リールに近い大口径のガイドは
タルカゴの遠投時に絡まないことを想定した装備ですが
太号ラインをサラシに乗せて送り出すのにスムースでいいですねー

ほとんどストレスなく
攻めの釣りがスパスパ行くんですよねー

せっかちなわたしにとって
一連の釣りの流れが
ちゃちゃーっとトラブルなく行かないと嫌なんです

それがですねー
この設定に落ち着かせています

もちろん
やや自重が重たくはなりますけども
MH、Hがさらに大物とのやり取りには安心です
重たくなると言っても
同クラスの竿と比べて持ち重りバランスを軽く感じますから
お手持ちの号数であえてフカセ釣りを試してみてください

昼釣り
タルカゴスペシャルHと8号道糸のフカセ仕掛けで
一応ヒラマサ狙ってみたんですが
いいですねー

コッパグレやデンボしか釣れませんでしたけども
仕掛け操作やアタリの出方などなど
いいですねー


どの竿もそうなんですが
まずは太仕掛けで目一杯曲げてみられることをおすすめします

あくまでも自己責任でお願いしますね!


ああーもうひとつ

「えらいウキの浮力が大きいねー?」

そうなんです
ラインが太くなるとそれだけで全体が重くなりますので
ある程度の浮力が必要です

また、この時期はウネリ対策ですねー
そのウネリが作るサラシ対策でもありまして

3B程度のガン玉を2、3個段打ちしたりする場合もあり
ある程度はフカセと言えども重た目の設定を想定しています

ウキ明かりにデンケミ37も背負うとねー

こうなっちゃいます