筏ブリ・・・仕掛け考察

2023年01月18日

昨日は隠岐島前 三度方面から
良型グレ好調の情報が飛び込んできていましたねー

いいですねー

行けば最高の寒グレシーズンになってきました
まだまだこれからです

今週日曜日はピンポイントで穏やかな予報が出ていますから
チャンスですかねー

日曜日とあって釣り人も多くなりそうです


そして来週になると
大、大、大寒波が日本列島を襲います
警戒が必要です



さて、わたしは先週は久しぶりに釣果があって
ブリの刺身やなんちゃって寿司にブリしゃぶ、ぶり大根と
ブリ料理三昧を堪能いたしました

1本は親戚に
もう1本は釣行できなかったモリータ兄弟へ
あげておきました

この江田島筏からのブリ釣りも
6シーズン目を向かえておりますけども

ノボセでダラズなわたしは
いろいろタックルも揃えたり
時間があるとドクロ作りもほっぽりだして
仕掛けの研究をしたりねー

なんかねー
入り込むんですよー


竿やリールなどはねー
そこそこ磯釣りをやっていれば
そのタックルで代用は十分です

宍道湖の鯉釣りがメインのモリータ兄弟は
この鯉釣りタックルは筏ブリにもベストマッチ

いいですねー

鯉釣り用のロッドポットとセンサーは
いい仕事しますしねー
かっこいいです


そいで今回は
ひとつ仕掛けで試してみたことがあったんです

これまでもいろいろやってみてるんですが
メインは胴突き仕掛け

20号~30号のオモリでいったん底まで沈めて
底から3m~5m中層に引き戻してアタリを待ちます

ハリスの長さは1ヒロ(1、5m)

水深は20mほどなんですが
だいたいこの棚で実績が多いのは確かです

意外と底付近でヒットしてきます

潮の流れはさほど早くないのですが
30号程度のオモリを使うのは
コノシロ餌の動きをセーブすると言うか
ある一定の棚にキープしておく役目をしています

あっちこっち行っては
他の釣り人とのトラブルになりますし

カキがぶら下がっている筏へ行ってはこれもトラブリます


この仕掛けや釣り方で実績は出ているのですが
何点か気になることも出てきました

1点目は
「本当に今この棚でいいのか?」

干満の差も大きく
刻一刻と水深も変わっていきますから
修正も必要です

アタリがないのに度々仕掛けを上げ下ろしすると
コノシロ餌を無駄に弱らせてしまいますしー

2点目は
「ブリの食い込みの問題」

群れが大きく活性がいいときは
少々なことがあっても貪欲に餌を追いかけてきて
飲み込んでいきますけども

そうでないときや
魚が餌のコノシロに対してやや小型だったりすると
アタリがあっても途中で放したり食い込まなかったりで
最終的なフックオンまで持ち込めないことがありました

原因として
アタリが出てブリが餌を持っていくと
ドラッグを緩めていたラインが引き出されます
それによって釣り人もアタリを認識しますが

その後ブリが餌のコノシロを完全に食い込むまでに
重たいオモリが底に着いてしまって
この違和感でブリが餌を放してしまうのではないかと考えています

この事で考えると
オモリを軽くすれば食い込みも良くなるでしょうから

わたしは常にコノシロの大きさや元気が良いか悪いかで
オモリの号数を換えて対応していました

以上のような課題を同時に解決するために
底から約5~6mを遊動式にして
コノシロ餌がある一定の棚を自由に上下できるようにイメージしました

そしてこの仕掛けでは30号のオモリを
常に底に落としたままにしておけますから
穂先の曲がり具合で微調整程度の修正をすれば
潮の干満にも対応できます

食い込みについても
遊動の幅やオモリが着底していることで
魚に与える違和感が軽減されるのではないかと考えています


今回の釣行では
1号仕掛けはこれまでの胴突き仕掛け オモリ30号
2号仕掛けは胴突ぅ僉璽札鵐鳩動仕掛け オモリ30号

1号で1本
2号で2本の釣果でしたが

最初にアタリがあった1号は 
いったん放して
その後放置していた状態から
たまたまもう一度食いついてきたって感じでした

2号は2回とも抜群の食い込みで
そもそもアタリの出方というか
ラインの走りの勢いが違っていました

いいですねー

前々回もそうでしたが
アタリを待つ間の
ライントラブるなどは1回もなく

この仕掛けよさそうです

「いっそのことエレベーター仕掛けがいいんじゃない?」
って突っ込みを入れられそうですが

実はこれは何度も試していまして
ちょっとここの釣りには向かないように思います


コノシロ餌は意外と浮こうとするので棚まで入りにくい
足場が低いので角度がつけにくく餌が棚へ入りにくい
オモリで押さえようと思うと道糸に絡みやすい
上層よりも下層でヒットする可能性が高い

以上などがその理由です


まあー
このブログでは関心のある方は少ないと思いますけども

ジャンルの違うことでもあれこれ考えているとですねー
ひょんなことからヒントを得て
他にも導入できることもあるものです

そういうところが
釣りはおもしろいですがー