日本犬一筋の人生

2017年10月18日

先日、里親を募集しておりました
柴犬2頭は
お陰さまで飼い主さんが決まりました

お騒がせしました


そして訃報です

病気療養中だった
日本犬の師匠が今朝がたお亡くなりになりました

慎んでご冥福をお祈りいたします

合掌


犬の師匠と出会ったのは
わたしが中学生の頃でしたかねー

それから40年来のお付き合いでしたが
まさに日本犬一筋の人生でした

近年には
師匠が手掛けた四国犬が
日本犬保存会の全国展で
二度も日本一になり
大臣賞を受賞するなど

長年の夢が叶ったところでした

病気がちになられてからは
入退院を繰り返しながらも
常に優良犬の作出に扮装して
やまぬ情熱を傾けておられました

先週、お見舞いにいったときも
かなり辛そうにしておられましたが

それでも家にいる愛犬や
これから生まれてくる犬の血統書の登録
来月開催される全国展の計画など

まさに命がけで犬のことを想っておられる

これもスゴいです

昨日から容態が急変して
急遽、師匠宅の日本犬たちを
とりあえず連れて帰ることになって

本日、早朝に迎えに行き
その帰り道での訃報の知らせでした

師匠が最も力をいれておられた
四国犬が10月5日に出産しており
一粒種のオスが誕生していました

師匠が留守の間
世話をなさっていた奥さまも
性別がわからないまま
すくすく育っていましたが

「これは小島に飼わせろ」

かなり迷いましたけども
師匠の遺言犬として
親子でお引き受けすることにしました

わたしは釣りにのめり込みましたので
展覧会への犬飼いは中断しておりましたが
師が命を懸けて作出された犬ですから
十数年ぶりに日本犬保存会に再入会して
本気で育てみようかと思います

二足のわらじは
釣りの師匠
犬の師匠
それぞれに邪道だと叱られるかもしれませんが
わたしはわたしの道を行ってみようと思います





さて、師匠宅にはその他にも
四国犬の優良犬がいますので

また、里親募集をかけるかもしれませんが
そのときはよろしくお願いします

先程、納棺された師匠にお別れをいってきました
目はつむっておられましたが
鋭い目型は
師匠ご自身が四国犬のような方でしたねー

四国犬を立ち込ませる
ハンドラー姿を思い出します

安らかにお眠りください

合掌