宍道ファイターズ創立30周年

2008年11月16日

私の地元にある少年野球チーム
宍道ファイターズが今年創立30周年を迎えて
それを祝う記念式典が15日市内のホテルであった

今は直接的には関係がないが
過去にはわが子もお世話になっていたこともあるし

実は20年前に一度このチームの監督をしていたことがある

そして今回は歴代監督としてご案内を受けていたので
出席させていただいた

当時はまだ連盟にも登録していなくて
大会もスポーツ少年団が主催する交換交流試合に出場する程度

現在とはずいぶん状況が違っていたと思う

私も当時は若かったし、体もよく動いた
そして子どもたちに野球の技術指導をしながらも
自らが学び成長させていただいたことに感謝している

当時この活動を支えてくださっていたのが
三宅精一さんや今年お亡くなりになられた木下伸さんの存在だ

この方々の存在をなくしては今を語れないといっても過言ではないだろう

こどもたちのみならず
社会人としてまだ未熟な私にとっても
三宅さんや木下さんにご指導いただいたことが
今となって大きな財産になっている

ただ私がこの会に出席して少し驚いたことは
歴代の監督、コーチ陣が私以外にだれも出席しておられなかったことだ

今の子どもたちが主役であることは当然のことではあるが
30周年を迎えるにあたり
過去を顧みる内容が薄かったことは残念!

だれのための記念式典なのか・・・
今年の活躍を祝う会であれば内部関係者だけでやられればよかった・・・・

近隣チームの監督さんや関係者もたくさん招待されていたが
その方々はどのように感じられたであろうか

今の6年生は玉ジャンに移籍した娘と同級生の子どもたち
この子たちが3年生で入団していたときに1年間コーチとして指導していたこともあって
この子達の成長や活躍はいつも気になっていて
ライバルでありつつも応援していた

そして今年この子達が活躍して30周年を迎えるにあたって
一緒に祝おうという純粋な気持ちで出席したところだったが・・・・

これからも40年、50年と末永く続く活動であるからこそ
原点を見つめなおしてみるのもいいだろう

今はスポーツ少年団としての活動がどういうものであるのか
だれも語れる者が存在しないのが気がかりだ

子どもたちは、親や指導者である大人が
学び成長する姿を見ながら育っていくものである・・・・

子どもと共に学び成長していくところにこの活動の良さがある