小島一文の
“G1フィッシング”

釣り紀行・・・釣行紀

良型ヒラマサ好調

2007年12月07日

11月14日島根県出雲市日御碕にて…
良型ヒラマサ好調

11月14日、島根半島、日御碕(島根県出雲市大社町)周辺で
良型のヒラマサが好調というので出かけてみた。

特に宇竜の沖一文字防波堤でコンスタントにアタリがある。
まだまだ高水温のためアジ、カワハギ、アイゴなどのエサ取りが多い。
したがって活きた小アジをエサにした泳がせ釣りに好釣果がある。

早朝4時、まずはエサとなる小アジの確保からだ。
渡船が係留してあるすぐ横で15センチ弱の程よいサイズが面白いように釣れる。
あっという間に50尾ほど確保して渡船に乗り込んだ。

5時30分の出船だが平日なのに釣り人で満員。
よく釣れている証拠だろう。 
港から数分で到着。
1番船に乗り込んだほとんどの釣り客が一文字防波堤に降りていった。
私は運良く沖に向かって左端の角周辺に陣取ることができた。

このあたりが水深、潮通しなど条件がよく、釣果も安定している。 
タックルは、

  • ロッド:がま磯スーパーインテッサ遠征3号、
  • リール:ツインパワー8000番、
  • 道糸:東レ銀鱗SS遠征6号、
  • ハリス:東レトヨフロンLハード6号、
  • ハリ:ふかせマダイ10号、
  • ウキ:G1タルカゴ。

まずはオキアミボイルをカゴウキになっているG1タルカゴにつめて、
サシエサもオキアミボイルで魚の反応を見た。
すると数等目にウキが消しこまれたかと思ったら一気にラインが走った。

良型ヒラマサ好調

「来た!ヒラだ!」ロッドをおこしてすばやくリーリングに入るが、今ひとつパワーがない。

どうやらワカナ(ハマチの幼魚)のようだ。
それでも50センチを超えているので、玉網ですくってもらって無事に取り込んだ。 

その後エサ取も出てきて、周辺の釣り人はすでに小アジの泳がせ釣りで狙っている。
すると隣の釣り人に待望のアタリ。
一気にロッドが弓なりに曲がりドラッグがジージー鳴ってラインを引き出される。

一度もリールをまくことなく無念のハリス切れ。
数分後には反対隣の釣り人にもアタリがあり、
これは慎重にやり取りして見事なヒラマサをゲットした。

やはりヒラマサはパワー、スピード申し分ない相手だ。
私もおもむろに確保しておいた小アジをエサにして放り込んだ。
午前中は何度かのバラシが影響したのか結局私にはアタリが来なかった。
それでも根気よく活きのよいアジにエサを交換しながらアタリを待っていると、
一気に手元までその衝撃が伝わって来た。

「今度こそヒラだ!」。
竿の胴でヒラマサのパワーを十分に感じながら、相手との距離をつめていく。
ラインは糸鳴りがし耐えていると体が一歩二歩と引きずりこまれるほどのパワーだ。
まぎれもない良型のヒラマサだ。
ハリスに使用したLハードは瀬ズレには抜群に強いので信頼がおける。

ロッド、道糸、ハリス、ハリのトータルバランスで、まったくラインを出すことなく、
足下まで寄せて来た。
相方に玉網ですくってもらって無事取り込み成功。
65センチで体高のある丸々と太ったヒラマサが横たわった。

「やったー!満足、満足」。
「これだからやめられないねー」。

その後納竿までにもう一度アタリがあって、あの強烈な引きを運良く再度楽しんだ。 
日御碕周辺では地磯でもヒラマサがよく回遊している。
これから水温低下に伴って島根半島全域に回遊範囲が広がるはず。
サシエサにはオキアミボイルにも反応してくるはずだ。

 

月別アーカイブ

このページのトップへ