初釣りは得意?の隠岐島前・西ノ島の大島へ
2025年02月02日
時系列が前後してしまいましたが
1月25日、26日で隠岐島前西ノ島の大島へ
今年初釣りに行って来ましたので報告します
今回は浜吉丸さんにお世話になりました
「久しぶりだねー」って船長にも言われるほどご無沙汰しておりました
この日は北東の強風と時化模様でお客さんは少なめ
午前5時の出船には14、5人ほどでしたでしょうか
時おり大きなうねりを交わしながらスローペースで向かいました
風裏になるヒーゴ島、金床島に釣り人を渡していったん豊田港へ入ります
ほんと久しぶりの風景です
スローペースだったこともあって豊田港を出たときは日が上っています
地元のお客さんを加えてあとの釣り人はすべて松島周辺へ・・・
この風とうねりでは大森島は無理だったようです
最後にわたしが残ります
わたしはこの北東の時化模様を狙っていたのですねー
一人、西ノ島方向へ向かいます
かなりの距離になりますけどもねー
崎野船長は嫌な顔ひとつ見せずに釣り人の要望に応えてくださいます
いつもありがとうございます
狙いは得意?の「大島」へ向かいます
松島から西方向への途中の磯は風とウネリで無理みたいです
フジヤ瀬、高崎鼻も画像ではわかりにくいですが
すでに大きなウネリが打ち寄せていて渡礁は無理です
高崎をさらに西に回った崖下に「大島」はあります
想定どおり北よりのウネリの裏側になっていて楽勝です
船着けもいいんですよ
ここで一人で磯泊まりします
(たぶんこの日、隠岐で磯泊まりしたのは、わたし一人だったと思います)
磯に着いたのは8時を過ぎていました
今回、夜釣りメインで考えていたので
まずはゆっくり朝食をこしらえて
エサの準備、仕掛けの準備に取りかかります
まあ昼頃からボチボチ釣り始めればいい感じ・・・
というのも良型のグレの実績ポイントは
むしろまだ凪すぎて期待がもてません
欲を言えばもう少しウネリが上がってきてザワザワした方がいいですねー
それでも腹ごしらえして、仕掛けの準備ができたんでやってみます
ここは尾長は少なくグレの釣果の大半は昼も夜も口太です
マダイ、イシダイ、コブダイなどの大型魚も潜んでいますから太い仕掛けで挑みます
(昼釣り仕掛け)
がま磯 マスターモデル尾長2 MH 53
東レ 銀鱗SS XO 2、5号
東レ トヨフロン スーパーL・EX 2、0号~3、0号
がまかつ セレクトグレ 7~8号
竹下ウキ 3B~6B
ガン玉 2B~G5 多いときは2B・3個+チモトにG2~G5・1個など
マキエ ボイル6キロ、パン粉2キロ マルキュー起爆剤グレ2袋(今回はこの組み合わせで3セット用意しました)
サシエ ボイル、マルキュー・くわせオキアミスーパーハードL
(起爆剤はデンボなどのエサ取りが多い場合は加えません。様子を見て現場でね❗️)
ここはですねーわたしの経験上でもマニアックなポイントです
海の状況もですが狙うポイントと釣り方が他ではない独特なものがあります
だから好きだって言うのもあるんですが
まず、この島を最初に見たときに、ここがポイントだろうと思われるのは
西側で、出鼻になったところですねー
潮通しも良さそうだし、以前はわたしもここで竿を出していました
マダイ狙いはまずまずの釣果を経験したことがありますが
グレに関しては小型が多く、木っ端まみれになることが多いです
デンボなどのエサ取りも厄介です
回りの磯があまりにも超一級磯が連なっていますから大島をわざわざリクエストする釣り人は少ないようです
しかし、この西側の鼻にウネリが上がって、その波が崖側の方に打ち寄せるような状況になったとき
その内側の磯際で良型がヒットしてきます
夜釣りもいいんですねー
グレもですがマダイやイサキも
棚は1ヒロから2、5ヒロといったところですが
サラシが上層を滑るので思いきったガン玉使いで
とにかく磯際にサシエをキープするのがここのキモです
サラシの影響で海に向いて左側へ仕掛けが流れていくのですが
ラインを送って流すのではなくて
引いては戻しを繰り返しながらサラシの落ち着いたタイミングを見計らって
自分が磯を移動しながらとにかく磯際を攻めていきます
名付けて・・・「磯際お散歩釣法」
午前中はなかなか40センチオーバーが当たってきませんでしたが
徐々にウネリが大きくなっていい感じ
午後になって3枚の40センチオーバーが食いついてくれました
いい感じになってきたので夕マヅメからの夜釣りに期待して
ワクワク感がとまりません
しかしですねー
予報がかわってきたのか次第にウネリと風が強くなってきます
北東なら風裏のはずですがやや北に回ったのか
強すぎて回り込んできているのか
ウネリは例の西側の鼻を大きく乗り越え
ポイントの方に大きなサラシとなって打ち寄せます
ちょっとこれはさすがに強すぎるわー
足場がとれなくなってしまいました
残念ですが安全第一です
本命ポイントの釣りを諦めて船着け付近に移動します
すでに辺りは暗くなっていて夜釣り開始
しばらく船着け付近でやってみますが
サシエをとらない状況が続きます
いつもなら底付近まで探れば根魚がたくさん当たってきますがねー
潮の流れがないのが影響しているのか
時化すぎなのか
水温の低下なのか
やがて突風が吹き込んできて竿をもっていられないほど
雨・アラレも降ってきてギブアップ
本命のはずの夜釣りはここで断念
夕食をこしらえて腹を満たしたら
寝袋シートにくるまって夜明けを待ちます
途中、波音や風音で目が覚めて
一応、荷物などの確認をします
波・風は収まる気配がありませんがここの船着けは大丈夫そうです
日曜日は時化で日帰り便は中止
地元の釣り人もいないようです
帰りはフェリーになりそうです
船長とは11時30分の回収で確認できていますが
この時化模様ですからねー
早めの回収を想定して10時には納竿しようと考えています
それにしても釣りが出きるのかなー
夜が明けると昨日の夕方よりも大きなウネリが打ち寄せてきています
かなり足場を引きながらアプローチしてみます
ただでもマニアックな釣りがさらにマニアックに
ハリスは3号にしています
2、5ヒロの中に2B、2B、2B、G2の4個打ち
強いサラシの中でいかにして磯際にサシエを馴染ませるかが決め手になりそう
2日目第一投目
まだマヅメの時間帯です
いきなり強いアタリがきてリールを逆転させてしのぎます
しかし対応の遅れと前に出れないことが災いして
ハリスがやられてバラシます
何だったでしょうかねー
悔しいですー・・・残念
すぐに3号ハリスを結び直して再開します
するとまたアタリ
今度は良型のグレが上がってきました
玉網が使えませんから波に乗せて磯にぶりあげます
状況が状況なので
なかなか毎回同じようにサシエを送り込むことができませんが
イメージどおりにいったときは必ずアタリが出ます
それも良型です
ここで何とか6枚の40センチオーバーのグレがヒットしてくれました
残念だったのは途中でデカイアタリがあったのですが
朝マヅメの時と同じパターンでやられてしまいました
もおー・・・悔しいなー
そのための太仕掛けなんですがねー
コブダイの60センチくらいなのも来ましたから
これかなー
過去にはマダイやイシダイの良型の実績もありますから
こんな場所ですけどもねー
デカイのがいますねー
時化るとデカイのが入ってきます
予定どおり10時には納竿します
魚の処理をしているとエンジン音が聞こえてきました
10時半には無事に回収してもらって海士町の菱浦港を目指します
やっぱり時化てるわー
フェリーターミナルまで道中で酔いましたわ
時化ている磯の様子を画像に納めようと思いましたが
気持ちが悪くて断念
フェリーに乗るのも久しぶりですねー
竿ケースと貴重品以外の荷物は車両甲板に積み込みますが
フェリーの船底を端から端まで運びます
停泊時間が短いだけに焦りましたわ
この時期は冬ダイヤのため島後経由で西郷港へ寄ってから
18時30分ごろに七類へ到着です
帰ってから計測してみると
48,5 47,0 46,5 44,5 44,5
44,0 44,0 42,0 40,0
以上40センチオーバーは9枚の釣果となりました
(40センチクラスの釣果)
胃袋の中にはマキエのボイルと岩のりがいっぱ入っていました
岩のりをたくさん食べているからでしょうかねー
尾長ほどの脂ののりはありませんけども
上品な甘味がって最高に旨いです
(その他の釣果)
初日に刺身でいただいて
少し寝かせていただいて
さらに寝かせてなんちゃって寿司にしていただいて
ほんと最高に美味です
隠岐のグレ美味いですねー
(口太グレのお造りに相性抜群の醤油です)
(焼いても、煮ても、美味いです)
(久しぶりの「なんちゃって寿司」も最高だね)
今シーズンの隠岐の寒グレは絶好調ですから
まだまだこれから楽しめると思います
次は三度エリアや知夫エリアも行ってみたいですねー
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