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質問・たっちゃん仕掛けの同調イメージ2025年02月25日
この週末も時化ましたねー
わが家周辺も積雪があって釣行はせずに
愛犬たちと戯れたり、ゴロゴロしておりましたタルカゴの釣りの関連で次のような質問をいただきました
これもタルカゴの釣りのいいところ、苦手なところをよく理解しているからこそ
出てくる疑問のひとつですよい質問なのでここで回答させてもらって
みなさんと一緒にイメージしていきたいと思います(質問の内容は次の通り・・・原文のまま)
私もタルカゴたっちゃん仕掛けを好んで使用しますが、
水中ウキをつけた場合、
先に刺し餌が先行して棚まで入って
タルカゴの中のオキアミと同調するイメージが持てませんが、
実際の所どうでしょうか?(水中ウキの影響でハリスと道糸がV字になるイメージですが)
手返しを早くすることにより前でまいたオキアミと同調させるイメージでしょうか?潮の状況やサラシ、風などの強い、弱いでも違いますが
タルカゴの釣り=フカセ釣りにおいては
タナが深くなればなるほどマキエとサシエサの同調が難しくなる傾向にあります実際に海中をイメージしながら釣りをしていると
自分の想定と現実とにかなりのズレが生じていることでしょう自然相手の事ですからある程度は想定しなければなりませんが
このズレをいかに修正しながら展開していき
本命のヒットに持ち込むところに
この釣りの楽しさや醍醐味があるものですねわたしがこのズレをどのように修正してどのように対策しているかというと
ひとつは仕掛けの流しっぱなしではなくて
投入後に潮などの状況を読みながらラインを引き戻して
遊動部分の出し入れをイメージしています潮の流れが素直で緩い場合は
タルカゴから同時に放出したマキエとある程度は同調するでしょう
また、タナがハリス分の3ヒロ程度以内であれば
常に同時に撒いたマキエとの同調がしやすくなりますこれが遊動部分がラインの長さで(実際のタナは潮流などがあるから違う)
竿1本とか2本とかになれば
やはりフリーで流れていくマキエとサシエサはかなりズレることが想定されます質問主さんがおっしゃる通り
前に投入したときのマキエの行方や
前回の質問でお話ししたように
狙うタナが深くなればなるほど
足元から常に撒いておく「保険のマキエ」が有効になると考えていますその上で前述したように
遊動部分を出し入れしながら
またはラインに一定のテンションを加えて張りをかけることによって
サシエサを狙いのタナ(マキエの帯)に送り込むのですたっちゃん仕掛けでハリス以上のタナを取る場合は
使用するサルカンの重みだけでなるべく自然に流し込む場合もあれば
水中ウキやガン玉・オモリ(これらも号数をいろいろ変える)を入れて
きっちりタナを取る場合がありますこれも潮などの状況次第といったところですが
わたしの場合はこれからシーズンに入るマダイ狙いで
道糸で竿1本、2本、時には3本さらにフリーで流す場合に潮受けのよいタイプの1号程度の水中ウキを使って
投入後はタルカゴ内のマキエを直ぐに放出し
その後、遊動距離(タナ)分のラインを出して
早い段階でいったん一気に水中ウキをタナまで沈めますこの時点ではハリスはVの字状態になっていることが想定されますが
ここからラインを引き戻したり送たりしながら
徐々にハリスをなめしていき、サシエサをマキエの帯に同調させていくのですわたしの考えとしては
いつもお話ししていますけども
「タルカゴの釣り=ふかせ釣り」潮などの状況も読まずに
とにかく釣りはじめからMAXの遠投をかける釣り人もいますがタナが深くなればなるほど
近距離から釣りはじめていき
状況がつかめればその後の展開として
沖の潮目をダイレクトに攻めたり
保険のマキエの行方を想定して広範囲に探ったり
こういう釣りの展開ができるというところにタルカゴの釣りの本質があるように思います感覚的な部分が多い回答になったかもしれませんが
「タナの出し入れ」
「保険のマキエ」
この2点をまずは実践してみてください
長くなったついでに余談ですが
わたしよく「置き竿釣法」をやります
もちろん邪道な釣りではありますが
ただ怠けてるだけですけども
欲深いわたしは怠けた釣りでも
あわよくば釣果を出したいと思っているわけですねーでで・・・ねー
これにも実は法則というのかなー
置き竿釣法ねー
不思議とよくヒットするんですよー
そこにはですねー
魚がヒットしてくるカギがあるんですよやったことがある方はもうお分かりですね
今回、回答させてもらった要素が
あら不思議❗️置き竿釣法にはオートマチック的に実践できているんですねー
意外とすごい釣法なんです自己満足
自画自賛
・・・で今回も終わりです
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