質問・ロングハリス仕掛けについて

2025年03月17日

3月になって春を感じるような穏やかな天気になったと思ったら
この週末は強風の雨模様で体感温度が低く感じる寒い週末になりました
わたしは釣りはお休みして愛犬たちとゴロゴロ過ごしました

さて、またまた良い質問をいただきましたので
ブログ内でみなさんと一緒に考えていきたいと思います

ありがとうございます

(質問の内容は次の通り・・・原文のまま)
「YouTubeなどで最近見かける、ロングハリスを真似て、ハリスに浮きを通したりしてふかせ釣りを、最近時々試してます。小島さんは、そのような釣りかたをされることは有りませんか?もしされるようでしたら、隠岐バージョンなどあればアドバイス頂きたいです」

はい、やります
正確には過去によくやっていました
(最近はプライベート釣行が多くなり使うことが少なくなりました)

わたしの場合はハリス部分で
つまりフロロカーボンハリスを竿2本分(約10m)を道糸に直結して
このハリスの中に、竹下ウキを入れて
針側に自作のストッパーを装着し、ウキ下を設定するやり方です

さらに、竹下ウキと針の間に小さなアタリウキを仕込むこともありました

この仕掛けを駆使したのは
グレ釣りトーナメントに参加したときです

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おおよそのグレのサイズが特定できる(ハリスの号数を特定できる)
短時間に結果が求められる釣り(釣りトーナメント) 

とにかくトラブルがなく
手返しが早くできリズムが良いこと
タナ(ウキ下)が瞬時に変更できること
針を交換した後に、常に一定のタナに再調整できること

瀬ズレなどによる仕掛けに大きなダメージがない限りは
トーナメント時のハーフタイム約1時間の釣りを
針交換以外は、1回も仕掛けをやり直すことなく
状況に応じた自在な釣りがスピーディーにできるメリットがあります

他にはウキよりも竿側にフロロカーボンラインが存在することで
ナイロンラインよりもやや比重が大きいことから
仕掛けの馴染みが早く
ラインへの風や波の影響も少なくなるイメージもありました

以上のように
わたしの場合はグレ釣りトーナメントのシーンで
よく使っていた仕掛けです

また、わたしが考案した釣法
ナイアガラ釣法
忍者釣法
スイッチバック釣法
N字釣法
以上はトーナメントに参戦しながら
このロングハリス仕掛けで考案・駆使した釣法でもあります

隠岐での釣りでこの仕掛けを使うイメージとしては

通常のグレ釣りをしていて近・中距離を狙った後に
さらに大型を狙って展開する場合に
沖目のやや深ダナに良型のグレが潜んでいることがあるんですよねー

このグレを狙う場合に
ロングハリスに設定にして
竹下ウキの浮力0またはマイナス浮力を装着して

ノーガン玉の完全ふかせ
ストッパーは針から3ヒロから4ヒロに設定
ウキ止めはナシですがナイロンとの直結まではフリー

イメージとしては
竿1本から2本程度のタナを完全フカセでスルスル探り釣りするイメージです
アタリは穂先やラインの走りでとるイメージですが
思わぬ大物に遭遇することが多い釣りですので
一度試してみてください

意外なところに大物は潜んでいるものです