おこがましいことはやめてもっと楽にいきます

2022年02月18日

先のエントリーの
磯釣り勘違いあるある編その2の続編です

竹下ウキについて語り出すと
その思いの強さから
ついついこうなっちゃうんですよねー

それでね
先日の続きとしては

どうするかについての結論は
わたしなりの考えですけども

気になる人は
自分の釣りを見つめ直す意味においても

現在環付ウキを使い続けていている人は
遠回りするようですが
1回これぞと思う円錐ウキを使ってみるもよし
違うタイプの環付ウキを使ってみるもよし

また、何か気づきがあるとよいですねー


さて、今回本題は「竹下ウキ」について
ちょっと思うところがありましてねー

本来なら
このすばらしい竹下ウキの使い手として
もっともっとたくさんの釣り人に伝承し
次の世代にバトンタッチすることがわたしの使命なんだと
思うところですがー


最近つくづくですねー
本当にそうかなーと

弱気というか
ネガティブ思考が働いちゃってねー


それと今風に言えば

押し付けがましくなってはいないか?
本当にこれからの釣り人にとって適しているのか?
ちょっと感覚的すぎて使いこなしが難しすぎないか?
今のままで本当にその釣り人が向上していくのか?

久しぶりにメンバーたちと竿を交えるなかでねー
そういう感覚も覚えました

このままでいいのかなー

とも・・・正直ね

竹下ウキに惚れ込んでこだわってきたわたしではありますが
これからの釣りは
もっと自由で
もっと多様化していきますね

「これから」って言っていること事態わたしは古い


同じグループだからと言って
みーんなが同じものを使う必要もなし

まあーこれまでも基本はそういうスタイルでやっていますけどもねー
それぞれに環境も違えば、考え方や取り組み方も違います

それと一番大きいのは
師であり
竹下ウキの唯一の作り手であった
竹下名人がお亡くなりになってしまって

竹下ウキを新たに求めようと思っても
もう同じものは手に入らないのです

そして、わたしの中でも
この竹下ウキの使い手として一番に尊敬していた
兄弟子の岩根名人もが時同じくしてお亡くなりになり

ある意味において
一時代の終演を感じないわけにはいかないという思いです


わたし自身は
一生、竹下ウキと共にその釣りスタイルを貫いていこうと
思うところですけども

だからといって
だれかに教えようとか
だれかに伝えようとか
そういうのはもういいかなーって

長年それをやって来たつもりでいたんですけどもね
それこそ「磯釣り勘違いあるある」でした

なかなかこれを伝えるのは難しいし
取り組む者の心構えと覚悟も必要です


この時代に
趣味の世界のことを
強制やスパルタ式に教え込もうとしてもダメ


なんかいい感じの「ダラズ」にでも出会えば
また別ですけどもねー


わたしの経験上ですねー
そんなにだれかに教え込まれたというよりも
めんどうくさがられても
めんどうくさがられても

質問攻めしたり
ついて行って釣りを見せてもらったり
自分から取り組んでいきましたかねー

だから教えてもらった経験がないので
うまく人に教えることができないのですよ

自分の経験上
取り組む「姿勢」みたいなことを
アドバイスする程度でねー

竹下名人とわたしはちょうど親子ほどの歳の差

わが子たちが25~30歳くらいになりましたけどもねー
この年代ねー
回りを見渡してもなかなか「ダラズ」は見かけませんねー

こっちも生半可に関わると
潰してしまいそうで怖い
(釣りを嫌いにさせてしまいそうで・・・)


うちのJr.見ていてもそうですもん
なにか深めることを言うと
「何で釣りでそこまでせんといけんだ?」
「楽しければいいけん。かまわんでごせ」

おおーコワ
気になることは山ほどありますが
遠くから見守ることにしました

つくづく思います
自身で取り組むことは出来ても
人をその気にさせて取り組ませ実績を残させることが
いかに難しいことか


自分が自分がと
自己中心的に歩んできた釣り人生

「その道を極める」ことに関して言えば
全くできていないってことですねー

それだけ一つの事を極めるということは至難のこと
だれにでもできることではありません

まだまだ今でも
自分が自分が
たくさん釣りたいですもん

これからも
ずーと自分が自分が

これがわたしですねー


人に物事を伝えようとか教えようとか
おこがましい

これからも情報発信や
気がついたことは自由に発していこう思いますけども

楽にいこうと思います