今朝の山陰中央新報に

県中学校優勝野球大会

松江・東出雲地区の展望が掲載された

いよいよ来週の11日から熱戦が繰り広げられる

私が総合的に見た展望は

参加の16にチーム中

実力的にだいたい半分半分に分けられると見ている

小規模校はどうしても選手層がうすいため

毎年コンスタントに上位を狙えるチームを作り上げることが難しい

 

昨年中国大会まで駒を進めた玉湯などが顕著であるが

秋の新チームは10人でスタート

今年4月に入部した1年生が入っても

ベンチ定員は埋まらない。

八束、湖北なども同じような状況だ。

 

反面、上位チームは戦力的に見て非常に拮抗している

どの大会の結果を見ても1点差ゲームが多く

点は開いても内容的には甲乙付けがたいゲームが多かった

ちょっとした守りのミスや攻撃の流れ次第で勝敗がついてしまう

この3年生にとっては最後の大会も

非常に緊迫したゲームが予想される

 

この大会は5月にあった市選手権のベスト4がシード権を得て

4ブロックに分けられたが

このシードなどまったく当てにならない展開が予想される

 

独断的展望

Aブロック

東出雲-八束(深田球場9:00) 松江三-松江二(深田球場11:00)

東出雲(シード)は総合力でこの地区NO1と見ている
同レベルの投手が3選手いてそれぞれ安定している
体力的にも技術的にもハイレベルな選手が多く、打力も上位から下位まで息が抜けない。
規律、礼儀正しく指導されチームの仕上がり状況も抜群・・・よいチームだ。

八束は選手層的に厳しい。2年生の女子選手の活躍に注目したい。

松江三と松江二は好カードだと思う
安定・総合力では二中が一歩リードしているように思うが
三中も好投手を配しているだけに、投打がかみ合えば爆発力がある
三中が先制する展開になれば、最後までわからない展開になりそうだ

Bブロック

松江四-鹿島(深田13:00)  玉湯-八雲(深田15:00)

四中はじっくり見たことがないので私の中でデータが乏しい
鹿島(シード)はここ近年、毎年安定した好チームを仕上げてくる
今年も目立った選手はいないが、全体にもとまったチーム
大崩はしないだろうと思う。

八雲も私の中でデータが少ない。
玉湯は1年生に元気な選手が入ってきたので
大舞台での抜擢が楽しみ・・・

Cブロック

本庄-松江一(東出雲9:00) 開星-湖北(東出雲11:00)

本庄は私の中でデータが少ない。
一中はエースで4番の大黒柱の活躍がそのままチームの勝敗を分ける
2年生には2番手投手で主軸を担う成長著しい選手も控えており
爆発すればどこまで突き進むかわからない魅力がある
出雲地区大会準優勝の安来二中と互角に戦った試合が光った。
投打においてこの二人を抑えれば他のチームの勝機も見えてくる。

湖北は選手層的に見ても今回は厳しいか
開星(シード)は新入1年生部員を迎え入れてチームに活気が出てきた
昨秋にはのらりくらりした印象だったが
春の大会では地力のあるところを見せた
ここには能力の高い選手が多いだけに
気持ちの部分でまとまれば一中と互角と見た

2回戦は県大会出場を掛けて目の離せない展開が予想される

Dブロック

美保関-宍道(東出雲13:00) 湖東-湖南(東出雲15:00)

宍道は制球力抜群のエースを中心に守りぬくチームカラー
わずかなチャンスを確実に得点につなげて接戦を勝ち抜いてきた
それだけに守備でミスが出ると痛い
プレッシャーのかかる場面でどれだけ強い気持ちと集中力が保てるかがかぎ
上位打線の爆発にも期待したい

美保関は選手層が厚いが守備の乱れなどで自滅するパターンだった
この大会に向けてどこまで仕上げてくるか楽しみだ

湖東は好投手を配し上位をうかがう
このチームになって上位進出はないが
最少得点で涙を呑む試合が多い
好機をものにして先制すれば波に乗る可能性を秘める

湖南は伸び伸び野球
初球からでも積極的に打ってくる打線が爆発すれば手ごわい