1.5号の磯竿、3号ラインで大型マダイがとれますかねー

 

コメントでもいただきましたが

普段の会話の中でも

よくこのような趣旨の話題はでるものです

 

釣りを趣味の域と考えたときに

本来は

道具も、釣り方も、エサも

何でならなくてはならないという定義はありません

 

自然の恵みを得て

何がしか自然に影響を与えてしまうことの認識を持っていれば

釣りを行うときのマナーやモラルを守ることを前提に

なんでもありといったところでしょうか

 

それぞれの価値観で

それぞれの楽しみ方で

ぞんぶんに釣りを通して自然を満喫すればいいのです

 

少し前のブログで

釣りとはなんて非効率的で無駄が多いんだろうと・・・・

その中でも極めつけは磯釣りだとも・・・・

 

しかし

そうだからこそ得られるんもの

時間やお金には替え難い物があるのです

 

さて、さて

そうしたうえで

1.5号ロッドの3号ラインの話・・・

 

前回もお話したように

このタックルで80センチオーバーのマダイは取り込めると思います

可能性は十分にあります

まだまだ細いタックルで

90センチ級を取り込んだという事実も

隠岐の島ではいくつもあります

 

・・・かといって

8号、10号の太ラインでもバラシてしまうことは

いくらでもあります

私も過去に数え切れないほどのバラシを繰り返しています

そして、先日も・・・

 

少し現実的な話をしますと

現在のタックル性能でしたら

3号ラインであれば

きちんと掛けアワセをして耐えうる太さだと思います

 

しかし、2号以下になると

80クラスのマダイが食ってきたときに

しっかり掛けアワセをすると

いわゆる「アワセ切れ」を起こす確立が高くなります

アタリがあれば瞬時にラインを出さないともちません

針掛かりは向こうアワセ・・・運次第

 

ラインの太さと針の大きさのバランスもあります

3号ラインなら例えばがまかつのTKO-10号くらいまでが適応しますでしょうか

 

そこで、大型マダイの口を想像してみましょう

大人の握りこぶしがすっぽり納まってしまうほどの大きさ

鋭い歯

硬くてごついアゴ

 

そう考えると

まずは確実に針掛かりさせるには

最低でも12号の針でしっかり掛けアワセをしないと・・・・と考えるわけです

そして12号針とのバランスを考えると

最低でも5号、6号以上のハリス・・・というわけです

 

私は仕掛けで一番大切にしているのは

トータルのバランスです

マダイ釣りの場合はさまざまな要件を総合的に考えた末

3-6-8-12(竿-道糸-ハリス-針)が最強と考えています

まだまだ太く、大きくすれば強度は上がりますが

人間側の体力など

人間側の都合もありますから

コンスタントにアタリを出すことも考えた

トータルバランスなのです

 

極細ラインでスリルを味わいたい

細ラインでどこまでの大物がとれるか挑戦したい

それぞれの楽しみ方があるものです

 

それを否定するものではありません

 

私の場合はとにかく欲張りなのです

型も数も

とにかく可能な限り

根こそぎ釣ってやろうなどと思って挑むわけです

(そのような結果が出ることはまずありませんが・・・・)

 

わずかな時合に

型も数もそろえようと思うと

無駄を省いたぎりぎりの太仕掛けとでもいいましょうか

以上のような考え方やタックルバランスに到達しています

 

今後私も

どのように変化ていくかは分かりませんが

この釣り・・・

最高に面白いですねー