急に暖かくなってきました
いよいよG1カップの週です

天気予報ですと
当日はいいですねー

最高の穏やかな天気になりそうです

昨夜は恒例の賞品仕分け作業でした
開催週の水曜日にやることになっているこの作業は
メンバーで手分けしていつも深夜にまでおよびます


遠くは鳥取や県境からも駆けつけてくれるメンバーもあって
ほんとうに頭が下がる思いです

ありがとねー

今回も豪華な賞品が揃いました


いつも多大な協賛をしていただく
メーカー各社様
地域の釣具店様
地元の事業所様
など皆様に支えられている大会です












さて今回が第20回大会の節目となり
記念大会として開催するに当たって
皆様に感謝申し上げるとともに
お知らせがございます

G1カップ磯チヌ選手権大会は
本大会をもって終了いたします

G1カップの
一番の開催目的は

メンバーの技術向上とトーナメント参加への意欲促進
ここにあったと思います

20年前というと
山陰地方からG杯などへチャレンジする釣人は少なく
わたしの師匠である竹下名人に影響を受けた
メンバーが中心だったと思います

わたし自身がG杯出場をきっかけに
クラブを独立してG1トーナメントクラブを設立
当時は地元での釣りトーナメントの普及に燃えていましたね

そしてその仲間たちが自然に集まってきました
「井の中の蛙ではダメだ」
強く痛感したのは
元々山陰の釣り技術は高いものがありましたが
あとは意識改革が重要だと

他の地域の釣人と交流すること
競技の釣りというシステムを知ること
何よりもその事に価値がおけること

そのためには
山陰に競技思考の大会をもってくるしかない

メーカーなどの大会を誘致するには
時間がかかる

それなら自分達で

そういう思いからG1カップが始まりました

そしてここで目指したことは
メンバーが優勝すること

それにはどこから見ても
不審感や疑念が生じない完璧な運営を目指しました

この事の思いから
メンバーたちには苦労をかけたかもしれません

これが必ずメンバーの技術向上に繋がると信じていました

しかし現実は厳しかったですねー
第一回はプレ大会的な感じで
近場の大社湾でクラブ対抗形式で開催し

第2回大会から念願の隠岐島前での開催が実現しました
隠岐開催は想像以上に大変でしたが

渡船の船長さん方が尽力くださって
この大会を育ててくださいました

今は廃業しておられる
北分の浜吉丸やふたまた丸
豊田の浜吉丸の崎野船長は第2回大会から
三度をエリアに加え松尾丸では
親父の兄弟船長さんから代替わりして若船長へ
そして昨年からは島前全エリアとなる
知夫の福友丸を加えての開催が実現しました

やっぱり狙い通りでしたねー
新たに加えた時の
三度でも知夫でも
そのエリアからは
爆発的な釣果が得られ優勝者を出しました





横道にそれましたが
運営を完璧にして
メンバーから優勝者を出して
そこでみんなから認められる大会にする

やーこれが大変なことでした

準備、運営、大会参加、後片付け
このすべてをこなしていくには
当日、メンバーは徹夜での活動になりますし
いろいろなところに気を使いながらも
「優勝してこい」と発破をかけられるわけですから
大変なプレッシャーだったと思います

そして念願が叶ったのが
2008年、平成20年の第9回に
今も事務局長として中心的に活動してくれている
安田晋也くんがメンバーでは初のG1カップを手にしました
その後、彼はG杯チヌ全国大会に出場し4位入賞を果たします

その後
2011年、12年の第12回、13回を
メンバーの中嶋孝治さん、小川達也くん(OB)が優勝し
G1が連覇しました

小川くんはその後
G杯チヌ連続出場を果たし
昨年度大会では全国3位で表彰台に立ちました
今後の活躍がさらに期待されます

この頃になると
G1メンバーもほとんどが釣りトーナメントに取り組み
各種大会にたくさん挑戦するようになってきました

そして多くのメンバーがG杯全国出場を果たしました

特にチヌに関しての実績は顕著なものがありました
「みんなの努力が実を結んだ」
わたし的には達成感と満足感に浸りました

その他のG1カップ優勝者や上位入賞者の顔ぶれを見ても
G杯チヌなど全国優勝者などが名を連ね
自他ともに認める西日本最大級の釣り大会へと
発展してきました

自分でも驚くばかりです

そして関わるすべての方々に
感謝で一杯です



今年、平成から令和へ時代が移り行くとき
G1カップもちょうど20回という節目となり
わたしとしてもある一定の目標、目的を達せられたものとして
一旦ここで大会を閉じ
次の目標に歩みだして行きたいと考えています

もうひとつは
やはりクラブのことですね

2017年の立ち上げから
G1カップ開催初年度が2000年と
20数年間の間
たくさんの仲間との出会いがあり
たくさんの仲間が卒業もしていきました
今も変わらない交流を続けている仲間もありますし
釣りからは遠ざかっていった仲間もいます
でもそれも必然的なことだと
わたしは理解しています

G1トーナメントクラブは
決してG1カップを開催するためにあるわけではないですね
あくまでも純粋に釣りが好きで
そのなかで釣りトーナメントに価値をおき
釣果の大小や多少だけではなく
そのときその状況での1尾に価値をもち
「最高のものであった」と認め、認め合う心
それが「G1的な1尾」となることを願うものです

格好のいい言い方になってしまうかもしれませんが
「原点にもどる」と言うことでしょうか



わたし自身もそうですけども
メンバーの中にも
これだけ大会が大きくなってきて
本来の目的を失い
大会をうまく運営することだけに
労力を費やすようになっている

それはわたしが本意とするところではないのです

今は山陰地方でも
メーカーなどが主催する大会の開催も
していただけるようになりましたし

何よりも
山陰地方のみなさんが普通に
各地で開催されるトーナメント大会に出場し
全国に駒を進め活躍するようになりました

わたし自身も含め
メンバーにはもう一度原点に立ち返って
取り組んでいってもらいたいと願っています

そのためのサポートを全力でさせてもらいます

また、わたし個人的には
ちょっと違うことも考えているんですよ

来年はですねー
「G1カップ同窓会」って称して

島前の内海筋を徹底的に攻める
そんな企画もやりたいなーっと

平成初期にのぼせてやった
内海筋の開拓ですよねー

近年はほとんど行っていないので
60オーバーを探しにいってみたいと思っています

あらためて賛同していただける参加者を募って
日の出から日没近くまで丸々1日かけてのねー

きっと楽しいですよー

これはまた今回のG1カップが終わったら
わたし個人的に
このブログでご案内させていただきますね❗

さーなんか変なエントリーになってしまいましたが
今週末のG1カップは全力で開催しますし
G1メンバーが最後のタイトルを取りに行きますよー

参加者の皆さん
気を付けてお越しくださいね

お待ちしています